1916 年に15 年の歳月をかけて建てられ、一昨年4 月フランス料理店として改装オープンした「古我邸」の春メニューがリニューアル。鎌倉文学館、旧華頂宮邸に並ぶ鎌倉三大洋館のひとつとして知られる建物は、明治から昭和を生きた政治家たちが別荘として滞在し、戦後も要人の社交場として使われていました。日本の古き良き文化を引き継ぎながら時代ごとに進化してきた歴史ある寛ぎの場は、老朽化に伴い、築100 年の節目に再生。約1 世紀も非公開でしたが、レストランのオープンとともに初めて一般公開されました。4 月からスタートした春メニューは、フレンチの基本技法をベースに、自家菜園で採れた春野菜をふんだんに使用。コースは、ランチ¥3,800～、ディナー¥12,000（ともに税込）を提供。四季折々の美しい自然を眺めながら、ゆっくり休める庭園テラスカフェでは、ペットと一緒に穏やかな時間が過ごせます。また、ウェディング会場としても利用可能（現在2018 年1 月以降予約受付中／専用TEL0467-22-2012）。記憶に残る特別な一日を過ごしてみませんか。