後はビジネススタイルの多様 化も伴って、定住型の住まいに加えて、二拠点や他拠点、無拠点などの居住スタイルが発生します。AIやロボットの進出によって人はあまり働かなくても良くなる時代になるでしょう。すると収入自体も減ってしまいますが、限界費用(生活コスト)を下げることによって可処分所得は増やすことが可能になります。そんな時代に幸福を享受出来る『スーパーシティ』のモデルを作ろうと構想しています。そこにはAIやIoT、ブロックチェーンや自動走行などの技術を導入し、遠隔地でも医療や教育も含めてクオリ ティの高い生活を実現できることを示したいと思っています。これらが実現すれば、我社の事業の一つである『LivingAnywhere』なライフスタイルの実現をさらに推進できます。自動走行型のモバイルハウスを例に挙げると、エネルギーや水を自己生成したり、オフグリッドで自己完結したりする住まいができれば、今後人口減少などに伴うインフラ崩壊に対するひとつの解答になるかもしれません。
自分にとって居心地の良い住まいとは、自分自身がどうありたいの かを考える必要があります。理想や目的があって、その先が決まるのであり、ハードやソフトはその次のこと、未来の住まいはこれまでの画一的な住まいとは全く違ったものになることでしょう。
不動産情報のイノベーションによって業界を改革してきたライフル。社員を含めた全方向での利他主義を貫いて、一丸となって「あらゆるLIFEを、FULLに。」するという大きな目標に向かって着実に進んでいるようだ。