【イベントレポート】豪華シェフの饗宴 〜 Joie de la gastronomie 〜 in RESTAURANT SANT PAU

19/01/25
日本の料理界の巨匠3人が一堂に会する、一日限りの特別ディナーパーティ。深まる美しい秋の夕べ、2018年10月31日、満を期して開催された。

東京ではまだ温かさを感じる2018年10月31日、レストラン サンパウに大勢の紳士淑女が集まり、煌びやかな「豪華シェフの饗宴」が開催された。柏屋主人の松尾英明シェフ、ラ・ベガスの渋谷圭紀オーナーシェフ、レストラン サンパウの岡﨑陽介エグゼクティブシェフの三人が参加した今回で3回目となるこのディナーパーティーで、和食・フレンチ・スペイン料理の素晴らしいシェフのコラボレーションによる特別なコース料理が振る舞われた。オープニングのウェルカムドリンクでは、テタンジェ・プレリュード・グラン・クリュが振る舞われた。
初めにイベントに協力をいただいた「ルレ・エ・シャトー」日本&韓国地区ディレクターの神谷由紀子氏による挨拶が行われたのち、全員で乾杯し、特別な夜の始まりとなった。
登場した最初の一皿は、会場ともなったレストラン サンパウの岡﨑陽介シェフによる、「イディアサバルクロケッタ/パンコントマテ ハモン ホセリート/塩漬け鱈の三角帽子 黒にんにくと黒オリーブソース」 だった。すぐ後に前菜二品、お椀一品、その後に魚と肉のメイン二品、デザート、お菓子、最後にペティスまで続く特別コースは素晴らしく豪華で、会場の誰もが至福の表情を浮かべていた。

 

「ヤマウズラ“Carrera”」ラ・ベガス 渋谷 圭紀シェフ

左から/「鮑軟煮 北寄貝酒煮 モリーユ 蕪 法蓮草 銀杏 日本酒煮切り乳化他 山葵」「伊勢海老軟蒸し 大椎茸揚げ焼き 粟麩焼き目煮 菊菜 松葉柚子」柏屋 松尾英明シェフ

左から/「フランボワーズ ヨーグルトとモデナヴィネガーのアイス カカオサブレ オリーブオイル」「イノシシ肩ロースのコンフィ ロメスコソース ミニポワローアピオス エンダイブ カステルブランコ」レストラン サンパウ 岡﨑陽介シェフ

「キンキのロースト 春菊ソース アーティチョークフリット タピオカ ザクロオイル」レストラン サンパウ 岡﨑陽介シェフ

左から時計回りに/メニューを手に和やかに歓談するゲストの方々、いよいよ豪華シェフの饗宴の幕が切って落とされる。 メニューの隣に置かれている上品なナフキンは、ポルシェ ジャパンのオリジナル。 世界中の美食家に愛され続けるシャンパーニュの「テタンジェ」がウェルカムドリングとして振る舞われた。 オペラの美しい歌声が会場に響き渡った。

 

後半のラッキードローでは、協賛のポルシェ ジャパン、株式会社日本エスコン、テタンジェ、株式会社アオイの各社より素晴らしい商品の数々が提供された。またゲスト参加の桂由美氏からネクタイとスーフがプレゼントされた。桂氏は、「フォーマルスタイルを着る機会の少ない日本で今回のようなパーティーがもっと増えると良いですね」と述べた。
最後に神谷氏によるシェフ紹介では壇上に登った三人のシェフに会場から大きな拍手が送られた。オペラも披露されるなど、素晴らしい食事と美しい歌声に酔いしれた3時間半の楽しいひと時は、あっという間に過ぎ、「豪華シェフの饗宴」は盛況のうちに幕を閉じた。

左から/屋外にライトアップされ展示されたのは、ポルシェの「パナメーラ 4E ハイブリッド スポーツツーリスモ」。 4会場でポルシェの魅力を語るポルシェ ジャパンのアレキサンダー クワース プロダクトマネージャー。

左から/日本エスコンの藤崎弘章部長による挨拶。 乾杯の音頭をとるPAVONEの小柳編集長。 最後にシェフの方が揃って登壇し、会場から大きな拍手を浴びた。

左から/FABIANA FILIPPIの商品であるニットに当選。 高品質のシャンパーニュ「テタンジェ」に当選。 ポルシェ ジャパンからは、オリジナルベアと、オリジナルスーツケースが提供された。

左から/参加されたゲストの皆様とともに。 桂由美氏と並んでカメラに収まるゲストの方。

美しいテーブルコーディネートの数々。

[ 主 催 ] PAVONE
[ 協 賛 ] ポルシェ ジャパン株式会社、株式会社日本エスコン、TAITTINGER、株式会社アオイ(FABIANA FILIPPI)
[ 協 力 ] RELAIS & CHÂTEAUX

装花/鬼頭 郁子(Ikuko Kito)
聖心女子大哲学科卒。「旬を取り入れた花とテーブルの教室」主宰。多くの企業の花や食文化に関するセミナーを行っている。2014年、銀座5丁目にライフスタイルを彩るテーブルウェアなどのセレクトショップ「イザベラ コンスタンチン」をオープン。