LOUIS XIII × Pharrell Williams　美しい地球を100 年先の未来へ。 || PAVONE

LOUIS XIII × Pharrell Williams
美しい地球を100年先の未来へ。
“100 YEARS:THE SONG WE’LL ONLY HEAR IF WE CARE”
〜私たちが変われば聴ける歌〜

音楽を通した環境保護プロジェクト

美しい地球を未来へ受け継ぐために――。フランスの最高級コニャックブランド、「ルイ13世」とアメリカのトップアーティスト、ファレル・ウィリアムスによる、音楽を通した環境保護プロジェクトが始動した。かけがえのない地球への想いを綴ったファレルの作詞・作曲によるオリジナルソングを、一世紀の時を超えて2117年にリリースする壮大なプロジェクトだ。いまを生きる私たちが聴くことのないその曲の名は、〝100 YEARS:THE SONG WE’LL ONLY HEAR IF WE CARE（私たちが変われば聴ける歌）〞。まだ見ぬ未来の人たちへ、音楽に込めたメッセージをつなぐ。
このプロジェクトは、2015年に「ルイ13世」がジョン・マルコヴィッチとともに制作した〝THE MOVIE YOU WILL NEVER SEE（観ることのない映画）〞に続く第2弾。100年の歳月をかけて創りあげられる「ルイ13世」と、その比類なきクラフトマンシップにインスパイアされたアーティストによる100年先を見据えた共同プロジェクトだ。

気象変動への警鐘

互いのフィールドで精力的に環境保護活動を展開してきた「ルイ13世」とファレルを結びつけたのは、地球温暖化に対する強烈な危機意識だった。「ルイ13世」のグローバル・エグゼクティブ・ディレクター、ルドヴィック・ドゥ・プレシは、「もはや一刻の猶予も許されない」と警鐘を鳴らす。「私たちは。おのまま地球温暖化が進めば、『ルイ13世』を生みだすグランド・シャンパーニュの大地も水没する恐れがあると危惧しています。美しい地球を、そして私たちが守り続けてきた『ルイ13世』を未来へつなぐためにも温暖化を止めなければならないのです」
また、プロジェクトにいてファレルは、「常に100年先を見つめ、継承することの大切さを誰よりも知る『ルイ13世』とともにメッセージを発信することで、未来へ向けた行動を喚起したい」とコメントしている。

2117年のリリースに向けて

今回のプロジェクトでは、ファレルのオリジナルをコニャック地方の粘土で作られたレコードに録音。この曲は、2017年11月に、上海で開催されたプレミアイベントで一度だけ流された。
曲が披露された後、世界でたった一つのレコードは、ファレル自らが2117年まで解錠されることのない最先端の金庫に封印。フランスにある「ルイ13世」のセラーの中で、リリースまでの100年の時を過ごす。
厳重なセキュリティを備えた金庫の唯一の弱点が水。そう、このまま地球の温暖化が進み、海面が上昇して金庫が水没してしまえば、粘土でできたレコードが溶けて曲が失われてしまうのだ。私たちが変われば聴ける歌 ――。オリジナルソングのタイトルは、このことを示唆している。
「ルイ13世」とファレルから送られたメッセージにどう向き合い、行動していくのか。100年先の未来へオリジナルソングをつなぐ鍵は、私たち一人ひとりが握っている。

オリジナルソングを録音したレコードは、2117年まで解錠することのない金庫に封印された。