トレンドの発信地、南青山で、イタリアが誇る家具芸術の世界に浸る
Poltrona Frau Tokyo Aoyama
芸術性の高いインテリアで世界中のセレブリティを魅了し続けている「ポルトローナ・フラウ」のフラッグシップショップが東京・青山にオープンした。
イタリア・ミラノの直営店のコンセプトを踏襲したこの店舗は日本初の公式認定ショップとして、新たなトレンドの発信拠点となる。
伝統と革新が融合した家具芸術
1912年創業のイタリアを代表するラグジュアリーブランド、「ポルトローナ・フラウ」。アルティジャーノと呼ばれる、イタリアの熟練した職人たちの手によって生みだされる彫刻のように優美な家具は、創業以来、世界中のセレブリティに愛され、ステイタスシンボルとしての地位を確立している。
伝統の職人技とともにポルトローナ・フラウの比類なきクオリティーを支えているのが、独特の柔らかさを持つ最高級の革、「ペレ・フラウ」だ。厳選された仔牛の皮からつくられる「ペレ・フラウ」には、120色以上ものカラーバリエーションがあり、その豊かな発色と肌に馴染む心地よい質感は圧巻。ポルトローナ・フラウが愛される大きなファクターとなっている。
現在、ポルトローナ・フラウは、伝統の美しさを踏襲したヒストリカル・コレクションと、新進気鋭のデザイナーや建築家を起用し、先進性を追求したモダン・コレクションの2つのラインを展開。さらに、その卓越したクリエイティビティを活かし、フェラーリやマセラッティ、航空機などのシートをはじめ、高級ホテルやコンサートホールの内装などコントラクトビジネスも手掛けている。
左上・下/ポルトローナ・フラウのシンボルともいえる最高級レザー、「ペレ・フラウ」。上質な仔牛の皮のみを使ってつくられる「ペレ・フラウ」は、発色が美しく、柔らかな質感は曲線を表現するのに最適。この革があるからそこ、芸術と称される唯一無二のインテリアを生みだすことできる。 右/イタリアのデザイン哲学と、卓越したクラフトマンシップによって生みだされるポルトローナ・フラウのインテリア。圧倒的な美しさと存在感を放つその作品は、インテリア・ブランドの最高峰として世界中の憧れとなっている。 アームチェア「アーチボルト」795,000円(税込)
100年を超える伝統を受け継ぐヒストリカル・コレクションの名作、「1919」。その名の通り1919年に発表されたウィングバックスタイルのこのチェアは、ヨーロッパのインテリア雑誌でも度々紹介されているアイコン的な存在。全面に張られたレザーが生みだす、ゆったりとしたデザインや、手の込んだウォールナット製の小さなトレイなど、ディティールにまでこだわりが詰め込まれている。「Poltrona Frau Tokyo Aoyama」では、最高級革「Pelle Frau Century」の限定モデルを展示。 販売価格:1,260,000円、限定張地 1,670,000円(共に税込)
ブランドのエッセンスと新たなトレンドを発信
東京・南青山に建つ日本初の公式認定ショップ、「Poltrona Frau Tokyo Aoyama」は、2006年からポルトローナ・フラウの販売を手掛けている大塚家具とのコラボレーションにより誕生した。
2フロアからなる約320m²の店舗は、ポルトローナ・フラウ社がデザインを完全監修。ミラノのマンゾーニ通りにある直営店のコンセプトを踏襲したスタイリッシュな空間に、リビングやダイニング、書斎など住まいのさまざまなシーンがレイアウトされている。
展示アイテムは100点に及び、伝統を受け継ぐ名作コレクションや、ジャン・マリ・マッソーやネリ&フーといった著名デザイナーの作品など、アイコニックなコレクションが揃う。そしてもちろん、2017年のミラノサローネで絶賛されたコーナーソファ「Let it Be」など、先進のデザインが映える最新作にも触ることができる。
伝統と革新——。トレンドの発信地、南青山で、100年を超える歴史に育まれたラグジュアリーブラ ンドの家具芸術の世界に浸ってみてはいかがだろうか。
最新のコーナーソファ「Let it Be」などがレイアウトされた展示スペース。上質なフローリング材や「ペレ・フラウ」を張り込んだ壁パネルが映える「Poltrona Frau Tokyo Aoyama」の店内は、ミラノの直営店のコンセプトを踏襲した洗練された雰囲気と、心地よい温もりを感じさせる。
店内には、住まいのさまざまな空間が再現されており、伝統的なモデルから最新デザインまで約100種類のアイテムを心ゆくまで堪能できる。
96色以上のサンプルが用意された「ぺレ・フラウ」専用の展示エリア。ポルトローナ・フラウが試行錯誤を重ね生みだした最高峰のレザー技術を体感できる。
世界のインテリア・トレンドをリードする先進のデザインと機能性
Poltrona Frau New Collection
Let it Be
心からくつろげるカジュアルなスタイルをコンセプトに、ルドヴィカ&ロベルト・バロンがデザインを手掛けたコーナーソファ。さまざまなサイズやパーツが用意されており、最も快適に過ごせる組み合わせを選ぶことができる。収納ユニットなどを組み合わせて機能を追加することも可能。ビートルズの名曲からとられた「Let it Be(あるがままに)」という作品名には、従来の形式に縛られない、新しい自由なスタイルを提案するこのシリーズの哲学が込められている。
販売価格:コーナーソファ 4,860,000円、ソファ1,740,000円(共に税込)
REN
上海とイギリスを拠点に活躍する建築デザイナー、ネリ&フーによる「REN」コレクションに、シェルフとマガジンラックが登場。支柱材には丈夫なカナレット・ウォールナットを使用し、ジョイント部分は装飾を施した真鍮で接合。このシリーズの象徴である漢字の「人(中国北京語で「REN」)」を象った側面をはじめ、東洋的な発想に基づいたシンプルなデザインが、上質な素材と精巧なディティールを際立たせている。
販売価格:シェルフ 1,480,000円、マガジンラック 302,000円(共に税込)
Jay Lounge
読書をしたり、物思いに耽ったり、自分だけの時間を優雅に過ごすために、人間工学に基づいて開発されたアームチェア。ジャン・マリ・マッソー がデザインを手掛け、古典の名品であるベルジェールスタイルの安楽椅子を現代風にアレンジ。身体全体が包み込まれるような快適な座り心地と、無駄を削ぎ落としたシンプルで美しいフォルムを実現した。シートは360度回転させることができ、自動で元の位置に戻るように設計されている。
販売価格:アームチェア 906,000円、オッドマン 389,000円(共に税込)
Cockpit
フェラーリ・デザインセンターの設計思想と、ポルトローナ・フラウの卓越したクラフトマンシップによって生みだされたオフィスチェア。フェラーリのドライバーズシートのエッセンスを取り入れた躍動感のあるフォルムは、独特の存在感と先進的なイメージを演出。素材でもフェラーリと同じものを使用しており、身体とチェアが一体となるような心地よさを感じさせてくれる。素材や張地を好みに合わせてカスタマイズすることも可能。
販売価格:プレジデント(ハイタイプ) 2,490,000円、エグゼクティブ(ロータイプ) 1,860,000円(共に税込)
Information
Poltrona Frau Tokyo Aoyama
東京都港区南青山5-2-13
TEL. 03-3400-4321
http://www.idc-otsuka.jp/poltrona-frau-tokyo-aoyama/