世界に誇る北海道各地の自然と美しい街並

新幹線開通で利便性が改善
ニセコの高級リゾート化が進む

世界のリゾートビジネスが「HOKKAIDO」に注目している。コロナ禍の終息が見えつつある2022年秋。9月には24年ぶりの円安となるドル145円を突破した。外国人旅行客にとっては少し前の割引きで旅行や買い物を楽しむ日本旅行の良い機会である。特に、ニセコを中心としたウインターリゾートは世界有数の雪質を誇り、以前から欧州を中心に人気を集めていた。すでにリッツカールトーンリザーブ、パークハイアットニセコなどハイブランドホテルが進出しているが、この後もアマン、シックスセンシズなど海外資本の進出が続々と予定されている。ニセコエリアは新幹線が俱知安駅に停止することから、2030年には札幌からのアクセスが劇的に改善されることによって、海外富裕層が大挙して訪れる事だろう。さらにニセコには、ワールドクラスのリゾートを目指し、よりハイクラスのサービスを提供するコンドミニアム、ヴィラなどが建設され注目されている。

バトラー、コンシェルジュが対応
豊かな休日を演出する施設が続々

そんなニセコのリゾートシーンを変える代表的な施設が2019年に完成した、アッパーヒラフの中心にある「ハクヴィラズ」だ。7階建にわずか4ユニットのみという贅沢なラグジュアリースペースはニセコ唯一のもの。ヴィラ内に専用のコンシェルジュ、運転手、シェフが常駐、運営するH2 Lifeがこれまでには存在しなかった最上級のホスピタリティーを提供している。他にも我が家のように寛げる高級タウンハウス「コアヴィラ」やスタイリッシュなインテリアで、大人数に対応するコンドミニアム「アスペクト」など趣向に応じた宿泊施設が用意され、加えて「Aki Niseko」のプロジェクトローンチを2022年12月に予定。11棟からなる4階建ての温泉ヴィラはニセコのアッパーヒラフに位置し、ロケーションは最高の場所。屋上に天然温泉を有しバトラー、プライベートシェフ、運転手などをH2 Lifeのサービスチームによって提供。販売価格はUSD7,000,000~となっている。この冬の話題を呼ぶ施設となりそうだ。

HAKU Villas
ニセコ最大クラスの広大なペントハウス
7フロアに4ユニットのみの極上空間が広がる

3フロアからなるペントハウス 贅を極めたニセコステイを実現

アッパー・ヒラフ、ヒラフゴンドラからほど近い場所に建つ7階建てのハク・ヴィラズ。贅沢にもこの建物はわずか4ユニットのヴィラのみで構成されている。他者に煩わされることもなく、ファミリーや友人たちだけで、心おきなくプライベートな休日を楽しむのに、これ以上の贅沢な空間はない。3フロアのペントハウスには16人までが宿泊できる専用バス付きの広いベッドルームが7つ、ベビーシッターやメイドルームも用意。羊蹄山を臨む大きな専用露天風呂の他、マスターベッドルーム・スイートにも同様にミネラル豊富な温泉を引いている。山の雰囲気と融合する、この洗練された和の空間が極上の休日を約束してくれる。

フルフロア・ヴィラには露天風呂や専用施設を配置

ワンフロアを贅沢に使ったフルフロア・ヴィラは10人まで宿泊できる専用バス付きのベッドルームが4部屋、専用露天風呂を備え、プライバシーを保ちながら、優雅にニセコの休日を楽しむための施設が用意されている。フーズボールテーブルやプライベートバー、メディア・ゲームルームの他にメイドルームなども完備。広いリビングやダイニングには、羊蹄山の壮大な姿が絵画のように目の前に広がる、床から天井までの窓がしつらえられている。ハク・ヴィラズ施設内には専用コンシェルジュ、運転手、シェフが常駐。ゲストのあらゆるニーズに対応できるよう待機、ニセコエリアでの最高のもてなしが用意されている。

KOA VILLA
東山スキー場に隣接した高級タウンハウス

仲間、家族と気兼ねなく過ごすニセコの休日

「家族友人同士、大人数で冬の休日を楽しみたい」「ホテルと違ったゆったりとした空間でニセコのリゾートライフを過ごしたい」そんな希望に応えるタウンハウスがニセコ東山に誕生した。「KOA VILLA」はオープンレイアウトの広々としたリビングスペースに大きな木のダイニングテーブルが供えられ、本格的なキッチンが用意されている。ハイクオリティなインテリアが設えられた暖かな空間と質の高い調度品は、旅慣れた人々も存分に満足させてくれるだろう。「KOA VILLA」には3ベッドルーム、2バスルームの他、1階にはランドリーやドライルームを備えている。何か必要なものがあれば「KOA VILLA」専用コンシェルジュがすぐに対応してくれる。ニセコのリゾートライフの新しい形がここにある。

ASPECT
羊蹄山を臨むヒラフ中心部にあるラグジュアリーコンドミニアム

グループで楽しむニセコの贅沢なリゾートライフ

ヒラフの中心部、スキーリフトやダウンタウンにもアクセス抜群の場所にある「ASPECT」。大人数で共に楽しむニセコのリゾートライフに最適のスペースとなっている。宿泊人数に応じて2ベッドルーム、3ベッドルーム、5ベッドルームの3タイプから選ぶことが出来、広々としたリビングの開放的な窓から臨む、羊蹄山や雄大なニセコの自然の景観を存分に楽しむデザインが魅力的だ。モダンでラグジュアリーな調度品、機能的なキッチン、暖炉などが用意され、長期的な滞在にも対応する。「ASPECT」はホテルライフとは異なる、ニセコの贅沢なリゾートライフをかなえてくれるだろう。

HIDAKA
日高 競走馬の故郷

新千歳から車で約1時間。北海道の南岸に位置する「日高」は北海道の中でも温暖で積雪量も少ないことで知られている。皮膚が薄く、暑さに弱いサラブレッドにとっては快適な環境なことから、競走馬の牧場が数多く営まれている。全国の繁殖牝馬飼養牧場の内、約85%がこの地にあり「サラブレッドの故郷」とも呼ばれ、競馬ブーム再来の兆しとともに、競馬ファンを中心に注目されている。

広大な牧場 温暖な気候 湿度の低い夏

札幌から南下して1時間半、日高山脈を背後に抱え、太平洋と広大な牧草地の織り成す風景は壮大そのもの。日高全体が馬産地として有名だが、中でも浦河町は関連施設が多く、かつての有名な競走馬なども見学することが出来、乗馬経験者であれば、広大な草原を駆け抜けるような、特別な乗馬体験も可能な場所が用意されている。中でも「JRA日高育成牧場」には未来の名馬となるサラブレッドが数多く育成されており、その敷地面積は東京ドーム320個にも及ぶもの。現在は数多くのファンがツアーを組んで訪れるようになっている。日高エリアに入るといたるところに馬に関するモニュメントが立ち並び、馬産地であることがすぐに伺われるが、車で訪れるなら「浦河サラブレッドロード」を抜けるとその大牧場地帯の景観を存分に楽しむことが出来る。現在は文字通り全くの手つかずの大自然があるのみだが、観光地然としていない、静かで快適な「避暑地」としてのポテンシャルは北海道随一と言っていいだろう。

SELECT SALE
日本最大のサラブレッドせり市場 セレクトセールとは

1998年に第一回が開催された競走馬のせり市場「セレクトセール」。例年7月にノーザンホースパークで開催され、国内のみならず、海外のバイヤーからも注目されている。市場はこのコロナ禍においても縮小することはなく、ネット購入、ゲームなどによる新市場の拡大の影響を受け、活況を呈し、二日間で過去最高の落札額であった昨年実績を大きく超える257億6250万円を記録した。

取材協力/一般社団法人日本競走馬協会

今年も市場を賑わせた藤田晋氏の落札

昨年、3億3000万円の値をつけたファイネストシティの2020(馬名/リプレゼント)を始めとして18頭、総額23億6200万円を落札したことで大きな話題となったサイバーエージェント社長、藤田晋氏。本年7月に開催されたセレクトセールにおいても18頭、22億2600万円の若駒を落札している。そんな中、1歳馬セッションでは、上場番号76番「モシーンの2021」が本年セールの最高額となる4億5000万円で株式会社ダノックスが落札。1歳市場においては過去二番目の落札額となり会場を沸かせた。今年度の1億円以上の取引馬は1歳、当歳合わせて実に53頭を数える。
また、これまでのセレクトセールの取引馬には「日本競馬史上最強馬」と言われ、誰もが知るところの「ディープインパクト」をはじめ、「キングカメハメハ」「アドマイヤムーン」、さらに日本調教場として米国のブリーダーズカップに勝った「ラブズオンリーユー」この秋、凱旋門賞に出走する「タイトルホルダー」など多数のG1優勝馬がいる。セレクトセールは、例年7月にノーザンホースパークで開催され、厳選された良血馬が数多く上場されることから、国内外の競馬関係者の注目を集めるようになっている。会場には毎年、日本でしか手に入らない良血馬を求めて、世界中の有力バイヤーが会場に訪れている。海外レースにおいてもセレクトセール取引馬から重賞ウイナーが出るなどの結果を受けて、今や世界の競馬市場の中で、セレクトセールは確固たる地位を築き上げているのだ。

北海道の不動産事情

本州とは趣が異なり、とにかく広大な土地に美しい大自然が広がっている北海道。開発によって資産運用としても期待が高まる注目のエリア。その不動産事情とは?

四季折々の美しい自然 二拠点生活の基地としても魅力

海外から見る日本への関心は東京や大阪、京都から沖縄、北海道などへと広がりつつある。先に述べたように特に北海道はすでに10年ほど前から欧米からのスキー客で賑わいを見せ、続々と海外ブランドホテルが進出しているほど。しかし北海道の持つ魅力はスキーシーズンだけではない。札幌から車で30分もあれば多数のゴルフ場(北海道は全国最多)にアクセスすることも出来、美しい花畑の広がる美瑛、富良野など、山も川もアウトドア好きにとっては夢のような世界が広がっている。さらに乗馬などを楽しみたければ、多くの牧場が集まる日高エリアへ。数多くのリタイアした美しいサラブレッドが待っている。近年温暖化の影響で、関東の夏に耐えきれなくなった方々がペットともに広さを求めて北海道で家を手に入れる例を何件も耳にしている。芸能人や経営者も北海道の自然や将来性を求めて、今不動産を購入する方は後をたたない。

価格急上昇の北広島市 札幌はこの後も需要増か

コロナウイルスの影響によってこの数年、全国的に地価公示価格が下落する中、北海道はその影響を感じさせず、住宅地、商業地ともに上昇傾向が続き、特に札幌市の住宅地は平成25年以降、10年連続で上昇を示している。さらに人気は割安感のある周辺地域へと拡散している。そんな中で、話題のボールパークが2023年3月に竣工する北広島市の一部では前年から26%もの上昇を示し、全国の住宅地の上昇率で1位を示した。全国の住宅地の変動率の上位10位を全て北海道が占め、北広島駅西口再開発事業なども予定され、需要増による上昇は今後も続くだろう。札幌については2030年の新幹線の延伸が大きなきっかけになり、さらに需要が加速することは確実。札幌を基点にして、生活に利便性の高い都市と大自然を両方楽しむという新しいライフスタイルを求め、多くの人がこの地を目指すことになるだろう。

(※参照 平成4年国土交通省、北海道庁公示価格資料より)

［北海道物件情報］
ONE SAPPORO STATION TOWER
「さっぽろ」駅に直結する48階 北海道最高層タワーレジデンス

住宅・商業施設・ホテル・多目的ホール・オフィスなどの都市機能を持ち、開発面積は実に21,000m²にも及ぶ大規模複合再開発プロジェクトが札幌駅に隣接する場所で始まっている。その核となる地上48階建て・高さ約175mを誇る全624邸の北海道最高層タワーレジデンスが「ONE SAPPORO STATION TOWER」だ。2030年北海道新幹線札幌延伸に向けて、最注目の物件と言えるだろう。
第2期3次販売開始予定時期/2022年10月下旬