Hawai‘ian Legendary Places

楽園ハワイには伝説的な場所がいくつも存在する。それは聖地や人々の集う場所、伝統を紡ぐホテル、あるいは現代人を寄せ付けない閉ざされた島など。今回は、伝説に彩られたハワイの極上ホテルとハイライフをお届けする。

 

撮影/大橋マサヒロ

取材協力/ハワイ州観光局  www.gohawaii.jp

宝田誠

 

フォーシーズンズ リゾート ラナイ
Four Seasons Resort Lanai

ラナイ島は別名パイナップル・アイランドと呼ばれていた。1922年にドール社の創始者ジェームズ・ドールが島を買い取り、年間100万個を出荷していたのだという。その後、ハワイの財閥の手を経てオラクル社創業者のラリー・エリソンが2012年に島の98%を獲得後は、パイナップル畑跡地の自然環境再生とともに自然と共生するリゾート誘致にも努めてきた。島唯一のハイエンドホテル、フォーシーズンズ リゾート ラナイは数百万ドルを費した改装を経て2016年にオープンした。
フォーシーズンズ リゾート ラナイは、島では貴重な白砂のビーチと赤茶けた岩場が鮮やかなコントラストを描く、島の南海岸、フロポエ湾に面して建つ。夕暮れ時には岩場が真っ赤に染まり、太平洋と朱色に染まる空が文字どおりマジックアワーを見せてくれる。手つかずのビーチ近くにはイルカが生息し、12月〜4月頃はザトウクジラが沖合に姿を見せる。伝説の赤い奇岩「プウぺへ」までは徒歩15分程度の距離だ。
フォーシーズンズ リゾート ラナイでは、自然環境にできるだけ負荷をかけずにゲスト同士が心地よくバカンスを過ごせるよう配慮がされている。ホスピタリティは最高レベルを保ちながらのどかな空気感が漂いゆっくりと時間が流れる。雄大な太平洋のパノラマが約束されたオーシャンビューなど、どの部屋もマホガニーやチーク材を多用したインテリアとハワイの自然を題材にした作品が配されセンス溢れる居心地の良い空間が演出されている。
夕暮れを告げるティキ・トーチの儀式を務めるスタッフがホラ貝を天高く鳴り響かせて一日の終わりを告げ庭園やテラスのトーチに火を灯して回ると、リゾート全体がナイトモードに。ゆったりとしたディナータイムを満喫して部屋に戻ると、ゲストルームは間接照明のおかげでプライベートラウンジのよう。デザートワインを片手にテラスへ出ると漆黒の空に輝く無数の星。幾多の時代を経ても変わることのないこのラナイ島の星空に、今も昔も多くの人々が癒されてきたことだろう。

右上/穏やかで洗練されたベッドルーム。 右下/ミッドセンチュリースタイルの家具やインテリアが寛ぎを与えてくれる。 左/洗練された和テイストのバスタブはミラーテレビを備える。

ラナイ島独特の清らかな空気とゆったりとした時が漂うロビー。

緑豊かな敷地内に低層階のゲストルームが点在している。

スパでティーリーフを使ったトリートメントを受けて火照った肌をいたわる。

右から/ラナイ島にはハワイのどの島とも違う独特の雰囲気 と文化が息づいている。 ガーデンプールは木々に囲まれていて野趣溢れる。 ラナイ島で最も有名な「プウぺへ」へは ガイド付きウォーキングツアーがおすすめ。

 

ローカル食材を生かす2つのファインダイニング

滞在型リゾートでは食は重要な位置を占める。フォーシーズンズ リゾート ラナイでもこだわりの食が待っている。地元農家や漁師から新鮮かつ最高品質の食材を毎日仕入れておりメニューの約65%が地元ハワイ産の食材を使っているという。さらに世界中の名だたるワイン銘柄 500以上を揃えている。
メインダイニング「ワン・フォーティー」はラナイ島の面積「140平方マイル」とミディアムステーキを焼き上げる温度「華氏140度」にちなんだネーミング。朝食からステーキやハワイ産シーフード料理のディナーまで、絶景を楽しみながら幅広いメニューを楽しめる。
「ノブ・ラナイ」は言わずと知れた世界的な和食レストラン。寿司カウンターと鉄板焼きエリアは本格的な純和風の造り。おまかせ握りは空輸されたウニやキャビアなどとアヒやオノなどローカル素材の競演が見事。おすすめは島に生息する野生の鹿肉のカルパッチョだ。プロデューサー兼総シェフのノブ・マツヒサ氏が開業準備に来島した際、地元食材でシグネチャーディッシュを作りたいと構想したのがこの料理である。ていねいに下処理した鹿肉を柚子醤油で味付けし仕上げに鰹節をトッピング。是非ご賞味いただきたいひと皿だ。

右から/フロポエ湾を望むテラス席でロマンチックなディナーを楽しむ。 見た目も味も一流でワインとのペアリングも素晴らしい。 左上/「ノブ・ラナイ」には雰囲気のよい寿司カウンターがある。 左中/夜遅くまで賑わうバーカウンターは隣り合うゲ スト同士で自然と会話が弾む。 左下/椰子の木のつぼみをサラダパスタのように仕上げたひと皿。

 

コースからの絶景が素晴らしいマネレ・ゴルフコース

「ハワイに来てここでゴルフをしないのは真のゴルファーではない」。そう言いたくなるほどマネレ・ゴルフコースは素晴らしい。フォーシーズン ズ リゾート ラナイを見下ろす高台にあるマネレ・ゴルフコースの設計者はジャック・ニクラス。12番の海越えショートホールはマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏がグリーン上で挙式したことでも知られる。自然の地形をそのまま生かし、すべてのホールがオーシャンビュー。天気がよければマウイ島やカホオラヴェ島まで見渡せる。
フロントナインは山側にレイアウトされていて高低差に富み、谷越えやブラインドホールが多くスコアメイクに苦しめられる。バックナインはシーサイドにレイアウトされ、黒い溶岩の断崖やグリーン脇の白砂のバンカーが海の青さとのコントラストを作り一層各ホールを美しく見せる。飛距離チャレンジする気持ちを奮い立たせる美景コースである。クラブハウスのテラスレストラン「ビューズ」では最終18番グリーンと海を見渡しながら新鮮なラナイの味を楽しめる。ハワイ産のビールで乾いた喉を潤し、今日のプレーを振り返る時間は至福のとき。ゴルファーにとってマネレ・ゴルフコースは Lani(天国)のひと言に尽きる。

世界屈指の美しいコースレイアウトと目を見張る自然美の調和が素晴らしい。

クラブハウスはフォーシーズンズ リゾート ラナイを見下ろす高台にある。

12番ホールは崖越えのシグネチャーホールで貿易風の影響を受ける難しいホールのひとつ。

右から/眺めが最高のレストランが 19番ホール。 12番ホールは崖越えのシグネチャーホールで貿易風の影響を受ける難しいホールのひとつ。 溶岩台地の地 形をそのままにレイアウトされた美しいコース。

 

Information

Four Seasons Resort Lanai

Lanai City, Hawaii 96763

TEL +1-808-565-2000 FAX +1(808)565-2483

 

ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチ
THE RITZ-CARLTON RESIDENCES, Waikiki Beach

世界中でラグジュリーホスピタリティを体現しているザ・リッツ・カー ルトンがオアフ島に進出したのは2016年。その革新性から瞬く間にハワイ通の支持を得て、新たなハワイのバケーションスタイルを確立したとして評価を得ている。
まずはその立地だ。これまでワイキキエリアのホテルは、ワイキキ・ビーチに面した場所に建っているかどうかが評価基準のひとつになっていた。しかしザ・リッツ・カールトン・ レジデンス ワイキキビーチはビーチに面していないからこそ、日中でも喧騒とは無縁。8階のインフィニティプールからはホテル群と広大な空、ビーチが一望できる。ワイキキを見下ろす高台の滞在型ホテルと表現するのがよいだろうか。
落ち着いたインテリアとスマートなサービスは暮らすように滞在したい方にはうってつけだろう。一度チェックインを済ませれば、ルームキーを持つゲストしか出入りできない無人の専用エントランスから直接エレベーターで部屋まで行ける。もちろんレセプションにはスタッフが常駐しコンシェルジュデスクもあり必要なサービスは受けられる。どの部屋もキッチンやランドリーを完備し、ホテルのホスピタリティとレジデンスのサービスを併せ持つ。 ハワイで最も予約が取りにくいといわれる「すし匠」とハワイ1号店の高級デリ「ディーン&デルーカ」も店を構えている。さらにこの夏開店のモダン・フレンチレストラン「ラヴィ」では、メニューから好きな料理を選べるオリジナルコースメニューを楽しめる予定だ。
2018年、307室のエヴァタワーに加え、新たにダイヤモンドヘッドタワーに245室が完成した。2棟には、それぞれ趣の違うインフィニティプールがある。日中はワイキキ・ビーチには行かず、新設されたスパのリラクゼーションスペースやアルコールのオーダーも可能な大人専用のプールサイドで静かに過ごすというのがザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチならではのスマートなバカンススタイルである。ゲストのために最良を提供するという革新に挑み続けるザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチが刻む歴史を見守りたい。

タワー型のホテルだが広々としたラナイでゆったり過ごせる。

右から/ゲスト専用の出入り口があるのでちょっとした買い物など気軽に外出できる。 ダイヤモンドヘッドタワーのコンシェルジュデスクで滞在中の様々な相談が可能だ。 ハワイならではの緑と都会の洗練が調和した気品漂う外観が特徴。

コーヒーメーカー、トースターや電子レンジなどが完備されたキッチン。

白を基調とした清潔感漂う室内には燦々と明るい陽射しが注ぐ。

オーシャンビューでダイヤモンドヘッドまで望める広々としたリビングルーム。

右から/ワイキキで最も高い8階に位置するインフィニティプール。 天井が高く開放的な雰囲気のメゾネットスタイルの客室。

右から/新しくできたスパのリラクゼーションスペース。 レセプションには日本語を話せるスタッフが常駐してるので安心。

 

Information

THE RITZ-CARLTON RESIDENCES,

Waikiki Beach

383 Kalaimoku Street Waikiki Beach, HI 96815

TEL +1-808-922-8111

 

ワイキキを見下ろす最上階のペントハウス
ダイヤモンドヘッド・クラブ
THE DIAMOND HEAD CLUB

2019年5月8日、ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキ・ビーチ最上階のペントハウスについて、新しいシェアリングシステム「ダイヤモンドヘッド・クラブ」が発表された。
このシェアリングシステムは、ダイヤモンドヘッドタワー最上階部分を各オーナーが期間を区切って所有することで、不動産資産の一部価格でその完全所有権を有することができる、オアフ島初のプライベート・レジ デンス・プログラムとなる。カラカウア通りに面する地上100メートルの高さのペントハウスからは、ダイヤモンドヘッドや雄大な太平洋が見渡せる。専用コンシェルジュがリッツ・カールトンの名にふさわしいサービスを提供し、滞在中は ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキ・ビーチ内のすべての施設が利用可能。さらには、屋上ラナイ(バルコニー・ベランダ)やプール、ジャグジー、バーベキューグリルや芝生の庭園など、クラブオーナーだけの為の施設を使用できるという特権も。わずか6つのレジデンス・オーナーの為のプライベートな極上空間とともに、ワイキキの海、空、山、すべてそろった絶景をひとり占めにできるチャンスだ。

暮らすように滞在できる使い勝手にもこだわったレイアウト。

これまでのワイキキエリアのホテルにはない開放感が素晴らしい。

右から/リッツ・カールトンらしい都会的で洗練されたバスルーム。 天井まで伸びる窓からは遮るもののない景色が広がる。

 

Information

THE DIAMOND HEAD CLUB

TEL 080-3027-531(1 日本)  +(1 808)-445-9083(ハワイ)

http://thediamondheadclub.jp

 

ザ・カハラ・ホテル&リゾート
THE KAHALA HOTEL & RESORT

ワイキキの賑わいから車でわずか20分足らず。ダイヤモンドヘッドの東側に広がる閑静な高級住宅街の一画に佇む歴史的なホテルが、ザ・カハラ・ホテル&リゾート。創業当時からハリウッドスターや多くのセレブリティに愛され、先日退位された明仁上皇ご夫妻もご宿泊されたことのあるハワイ屈指の名門ホテルは今年で開業55周年。
ロビーには開業当時から幾多のゲストを迎えてきたベネチアングラスのシャンデリアが今も変わらず室内を照らし続けている。歴史と伝統を守りながら常に進化を求め続ける姿勢が、このホテルが顧客に愛され続ける理由だ。
ゆったりとした広さのゲストルームはパステルカラーでまとめられ、クラシカルな装い。上皇ご夫妻がご宿泊されたインペリアルスイートのベッドルームでは、ハワイアンリーフをモチーフにしたチーク材のスライディングドアが重厚さを演出する。窓を開けてラナイへ出ると眼下にはプールと白砂のビーチが広がる。

プールの先には波の穏やかなビーチが続く。

「カハラビーチスイート」のラナイからは直接ビーチへ出ることができる。

落ち着いた気品漂う「インペリアルスイート」のベッドルームとエレベータ内に飾られているアンティークの人形。

昨年5月にリニューアルしたレストラン「ホクズ」はグローバル・ハワイアン・キュイジーヌをコンセプトとしたメインダイニングだ。料理長のエリック・おとー氏の創造性溢れる料理で、常にハワイアンのベストレストランのひとつとして高い評価を得ている。リニューアルに合わせてメニューも一新されており、ここでしか味わえない洗練された料理と種類豊富なワインを堪能できる。
ザ・カハラ・ホテル&リゾートでは、ハワイを守るプロジェクト「KISCAプロジェクト」に取り組んでいる。ハワイのNGOと共にハワイ固有の原生林などの保護活動を通じて、従来のホテルの枠を超えて美しいハワイの自然と文化の保存と継続に貢献している。また、2020年にはこのホテルのDNAを受け継ぐザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜がみなとみらいにオープンする予定だ。伝統と変革の両輪で進化を続けるカハラの歩みはとどまることを知らない。

ホテルの象徴としてロビーを彩るベネチアンガラスのシャンデリア。

メインダイニングの「ホクズ」はどの席からもパノラマビューのビーチを眺めながら食事を楽しめる。

右から/ハマチのクルードラディッシュ、アヒアマリージョライムソース。 ロブスターとスペルト小麦のリゾットにコニャックソースで彩る。 ワインペアリング付きのシェフズテイスティングメニューのひと皿。

ハワイと世界の味を融合させた独創的な創作料理が味わえる。

 

Information

THEKAHALAHOTEL&RESORT

5000 Kahala Ave., Honolulu Hawaii

TEL +1-808-739-8888

https://jp.kahalaresort.com/

【日本でのお問い合わせ】

オークラ ニッコー ホテルズ 予約センター

TEL 0120-52-8013(09:30〜18:00)

 

インタビュー
ハワイの風の流れを感じて生きる
ヴェンタスデザイン代表 ルイス玲子さん

ハワイに暮らすインテリアデザイナー、ルイス玲子さんに、これまでの人生とハワイアンライフについてお話をうかがった。

「まさか私がハワイの地に生活基盤を築くとは思いもよらないことでした」。聡明で柔和な笑顔で語ってくれたルイス玲子さん。だがお話を伺うと、それはある意味必然だったのかもしれないと思わせられる。
玲子さんのこれまでの経歴はとても国際的で、ご自身の思い描く通りの人生を歩まれてきた方といった印象だ。小学生の頃にはすでに、将来はジャーナリストとして世界を飛び回り、世界中の政治や経済、文化を自分の目で見て伝えていきたいと思っていたのだそうだ。大学時代にはその夢を実現させるべく、政治や経済だけでなく、比較文化学なども学んでいたのだという。
大学卒業後はCNN日本支局のシニアプロデューサーを16年務め、その後、夫の転勤に伴ってアメリカへ渡り人生初の海外生活を経験することに。そこで長年興味を抱いていたインテリアの仕事をしてみようと、42歳の時にアトランタの大学でインテリアデザインを学び始めたのだった。「私、勉強が大好きなんです」と玲子さんは語る。
CNNで培ったジャーナリスト目線での物事の捉え方と勉強好きが高じて、大学卒業後はすぐに世界の一流ホテルを手がける大手デザイン会社で働くことに。ホテルやリゾートのデザインの仕事で自身の才能をいかんなく発揮し、ヨーロッパ、中東、アフリカ、アメリカの超一流プロジェクトの一員として、様々な人種の人たちと文化や宗教を超えて仕事をこなしていった。
玲子さんがハワイを訪れたのは、やはり夫の仕事の都合だった。そしてハワイの地で、自分の思い描くようなプロジェクトや経営をしてみたいと、自らヴェンタス(ラテン語で風の意味)デザイン社を立ち上げる。「ヴェンタスデザインは、お客様のお宅に通う風の流れを変え、新たな命の息吹を吹き込む役割を果たすことを目標として他に例のない美を追求していきます」。米国内外のデザイン分野で多くの受賞歴を誇る玲子さんだが、自身のキャリアについても会社についても語り口は常に謙虚だ。
現在、玲子さんはお母様と二人でアラモアナの西、ワード・エリアの一等地に佇む高級コンドミニアムに暮らしている。取材時に同席された玲子さんのお母様はもともとハワイが好きで、以前からよく遊びに来ていたのだという。数年前まではハワイに来るとパラセイリングを楽しんでいたというから活発な方なのだろう。二人が住んでいるコンドミニアムは、玲子さんが自らデザインしたバリアフリーでエレガントな居住空間となっており、そこでハワイアンライフを満喫されているという。
リビングの一角を茶室に改装して茶道を教えているという玲子さんは、お弟子さんとお母様と一緒に茶会を開くのをとても楽しみにしている。茶道の精神を表した「和・敬・清・寂」、調和と尊重、清らかさと安らぎは、玲子さんの印象そのものだった。

開放的なハワイスタイルの茶室がハワイと日本文化の架け橋となる。

右から/お母様のために室内にエレベーターを増設し、シニア対応の環境とデザインに公私ともに取り組む。 茶席の準備をする水屋とよばれるスペースは、玲子さんのデザイン。 元からハワイが大好きだったというお母様と幸せに暮らす。

 

Profile

ルイス玲子

ヴェンタスデザイン代表。CNN東京支局でシニアプロデューサー職を務めた後、渡米。その後インテリアデザイナーに転身。米国インテリア、環境デザインなどの資格を保有し、アメリカデザイン協会ハワイ支部で日本人として初めて支部長を務めた経験を持つ。