大都会の余韻をすぐそこに感じながら、歴史の重みとともに独自の美を培ってきた街、松濤。江戸時代、紀州徳川家の武家屋敷跡地を、佐賀鍋島家が受け継いだ歴史ある地は、時が経ても変わることなくその優雅な姿を見せている。鍋島松濤公園をはじめ、観世能楽堂、戸栗美術館などが織りなす伝統の美。それらにつらなる重厚感あふれるレジデンスは、美しい建築と暮らしのありかたへの願いを込め、松濤という街の景観を創りだす。

東京メトロ半蔵門線「渋谷駅」徒歩8分
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ともに鍋島松濤公園（現地より約330ｍ）。

　大使館やインターナショナルスクールがあり、各国のVIPが集う国際色豊かな街-麻布。しかし、この街の魅力はそれだけにとどまらない。かつて徳川時代には武家屋敷が立ち並び、名刹や神社が数多く点在していたこの界隈は、今もなお江戸の古きよき時代の面影を色濃く残している。
　中でも、とりわけ元麻布は由緒正しき土地の伝統と風格を今に伝える。仙台坂、一本松坂、暗闇坂など数ある坂の頂きに位置するという立地ゆえに、商業化を拒み、一貫して凛とした静寂を守り続けてきた。都会の喧騒から解き放たれ、静謐さがただよう高台の一等地は、まさに「聖域」と呼ばれるにふさわしい。古くから、この地が多くの文化人や政財界の要人たちによって愛され続けてきた由縁だ。
　元麻布という地にふさわしい品格と重厚さを感じさせる様式美。その美しさを末永く保つために、より高いクオリティと耐久性を備えた躯体構造を採用。機能性を追求したくつろぎの居住空間には、随所に限りないこだわりが感じられる。
　デザイン、空間構成と細部にいたるまで卓越した技と素材によって磨き上げられた気品あふれる邸宅は、現代人の生活スタイルに完璧に調和したプライベートレジデンスの理想の形を実現している。