Luxury Cruise Life
極上のクルーズライフ2025

非日常的な空間に浸りながら世界の寄港地をめぐり、感動的な景色に出合う。これこそが船旅の醍醐味である。近年、多くのクルーズ会社から旅の目的に合わせた、多彩なクルーズライフが提供されている。そのおかげで、選べるバリエーションが増えているのだ。そこで、今回は2025年に注目すべき3つのクルーズ船を紹介する。

  • #1
    エクスプローラ ジャーニー
    Explora II
    エクスプローラ II
    海とのつながりを求めるエレガントな空間
  • #2
    オーシャニアクルーズ
    Allura
    アリューラ
    洗練された洋上最高の美食
  • #3
    三井オーシャンクルーズ
    MITSUI OCEAN FUJI
    三井オーシャンフジ
    日本が誇る本物のおもてなし

豪華な客室や洗練された食事、ホスピタリティあふれるサービスが提供され、まるで海の上のリゾートホテル。それがラグジュアリークルーズだ。最高のくつろぎと自由で、心に残る船旅を。

Cruise Life #1
新たなクルーズライフを創出する洋上のスイート
ExploraⅡ
エクスプローラⅡ


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(1)「アスターンプール&バー」はラウンジやバーが併設され、ビーチクラブのように過ごせる。(2)上層デッキには全天候型のプールやジャグジーが用意されている。(3)家族や友人とプライベートヨットのようにくつろぐことができる。(4)デザインや施設面の充実だけでなく、RINA のドルフィン認証の取得などの環境保護にも努めている。

優雅なデザインと環境に配慮したクルーズブランド“エクスプローラ ジャーニー”。MSCグループ創業家の想いが結実した進化系ラグジュアリーブランドで2023年デビューの「エクスプローラⅠ」に続き、2024年に「エクスプローラⅡ」が就航した。

これまでの豪華客船のイメージを根本から刷新したエクスプローラ ジャーニーは、堅苦しさから開放された新時代のクルーズブランドとして誕生した。そのコンセプトはラグジュアリーなブティックホテル。船内では5つのレストラン、アルコールを含むドリンク、ルームサービス、チップなどのすべてがオールインクルーシブだ。そして、〝海とのつながり〞を大切にする同船では、リゾート感あふれる4つのプールを用意。そのひとつである「アスターンプール&バー」では航跡を眺めながら、贅沢なひとときを楽しむことができる。
客室はテラスが備わるオーシャンフロントで、全室がスイート仕様。洋上でプライベートレジデンスのようにくつろいでほしいという思いから、客室をキャビンではなくスイートと呼ぶ。最上級クラスの「オーナーズレジデンス」は専属のバトラーが付き、280㎡の広さを誇る。テラスにはインフィニティのジャグジーやフィットネス器具まで完備。プライベートヨットを彷彿とさせる、まだ体験したことのない極上のクルーズライフを提供してくれる。


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(1)(2)吹き抜けの「ロビーバー」はまるでホテルのラウンジのような空間が広がっている。(3)「ジャーニーズラウンジ」ではお酒を傾けながら上質なショーを楽しむこともできる。(4)客室は落ち着いた色調で上質な印象を与えてくれる。全室がデイベッドも備わる、広々としたテラス付き。

Information

エクスプローラ ジャーニー

EMAIL japan.sales@explorajourneys.com
http://www.explorajourneys.com/

Cruise Life #2
魅惑の洋上ファインダイニング
Allura
アリューラ


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(1)定番のフレンチや世界各地からインスピレーションを得た料理を提供する「グランドダイニングルーム」。(2)フランスのド・ゴール元大統領をはじめ、多くのフランス政府要人のプライベート・シェフを務めた、ジャック・ペパン氏。(3)(4)オープンシーティング制を採用し、気分に合わせて好きな時間に食事ができる。(5)ゆとりのスペーシャスな空間が広がる。(6)健康志向ながら味覚に訴える料理を味わえる「アクアマールキッチン」。(7)クルーズ船の顔といえるアトリウムは、優雅かつ繊細なインテリアでゲストを出迎える。

洋上最高の美食と寄港地の魅力を追求する世界屈指のクルーズライン“オーシャニアクルーズ”。ゲスト10名に対して1名の料理人が従事しており、クルーの5割が食事サービスに携わる「美食のクルーズ船」として名高い。その伝統を受け継ぐ最新船「アリューラ」が、2025年7月に就航を開始する。

オーシャニアクルーズがアレクシ・クアレッティとエリック・バラルという2人のシェフをエグゼクティブカリナリーディレクターに任命した。彼らを先頭に才能あるチームが一丸となり、全レストランのメニューを開発。アレクシシェフは「オーシャニアクルーズは美食家のためのクルーズ会社であり、食は私どもがもっとも注力している分野です。アリューラでの新たな食の旅を楽しみにしていただきたい」と語る。
同船は地中海での夏のシーズンを終えた後、カナダとニューイングランド周辺の北米地域での紅葉シーズンを経て、カリブ海での冬のプレミアシーズンを迎える。オーシャニアクルーズが自信を持ってお届けする美食体験クルーズで、素晴らしい食の数々に出合えるだろう。

Information

オーシャニアクルーズ

https://jp.oceaniacruises.com/

Cruise Life #3
おもてなしの心を約束する船旅
MITSUI OCEAN FUJI
三井オーシャンフジ

日本を代表する豪華クルーズ船「にっぽん丸」を運営する“三井オーシャンクルーズ”。同社より2024年12月から就航を開始した「三井オーシャンフジ」は、「にっぽん丸」の伝統を受け継ぎつつ、オリジナリティある船旅を実現してくれる。

「三井オーシャンフジ」の客室は全部で7種類ある。そのすべてが海に面しており、バスタブ付きで開放感のあるスイートクラスキャビンだ。船内には4つのレストランがあり、メインダイニング「ザ・レストラン 富士」では「にっぽん丸」の味を継承する極上の和・洋食を堪能できる。また、三國清三シェフ監修のスペシャリティダイニング「北斎 FINE DINING」が話題を呼んでいる。四季とともにある日本の豊かな感性を活かし、日本中から取り揃えた旬の食材を使った料理を提供している。
「三井オーシャンフジ」という名は、560年以上の歴史を持つ華道家元池坊の次期家元である池坊専好氏により命名された。「今後長きに渡り美しい日本、そして世界を巡り、心をつなぎ、安全に航海するように」という思いが込められている。
この船が大切にすることは、日本古来より培われてきた四季や伝統を愛でる心、細部に宿る美意識、そして、おもてなしである。日本のクルーズ会社ならではの上質な空間で過ごす時間は、忘れられない思い出となるはずだ。


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(1)富士湖畔のほとりをイメージしたメインプールでは、ゆったりとしたスペースにデッキチェアやワールプールが備わる。(2)日本太古の森の美しさにインスピレーションを得た「スパ&ウェルネス木霊」。(3)バトラーサービスが付く「ラグジュアリースイート」は、広々としたリビングルームにバーカウンターを完備。(4)「プールサイドレストラン&バー 湖畔」ではシェフが創作した多彩な料理とカクテルを気軽に楽しめる。

Information

三井オーシャンクルーズ

TEL 0120-791-211
https://www.mitsuioceancruises.com/