The Story of Dorchester Collection
ドーチェスター・コレクションの魅力を紐解く

右/ The Dorchester
左/ Hotel Principe di Savoia

ロンドンの老舗ホテル「ザ・ドーチェスター」をはじめ、一昨年、中東ドバイに新たに誕生した「ザ・ラナ」など、「ドーチェスター・コレクション」は世界7都市にそれぞれ趣の異なるホテルとレジデンスを展開する。土地の歴史や文化を巧みに取り入れ、優雅を極めた滞在を叶えてくれる世界最高峰のホテルコレクション。その魅力に迫ってみた。

写真・文:大橋マサヒロ

The Dorchester
ザ・ドーチェスター/London, UK


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(1)改装を経てさらなる輝きを増した「ザ・ドーチェスター」のエントランスホール。(2)優雅な時が流れている「アーティスト・バー」。ここには“世界が恋したピアニスト”リベラーチェの伝説的なミラーピアノが置かれている。(3)(4)英国らしいアートが飾られている「ザ・プロムナード」。朝食からアフタヌーンティー、さらにはディナーまで楽しめる絢爛なサロンとしての役割がある。(5)ホテルに併設するスイーツと生花の店「ケーキ&フラワーズ」にはホテルメイドのスイーツが揃う。

優雅で洗練された至福の滞在

ドーチェスター・コレクションの記念すべき第一号ホテル「ザ ・ドーチェター」。屈指の高級エリアであるメイフェア地区、ハイド・パークから通りを挟んだ絶好のロケーションを誇る。英国の伝統と格式を纏う由緒正しい名門グランドホテルの魅力を探る。

1931年の創業以来、各界の著名人が足を運び、世界中のセレブリティに愛されてきた「ザ・ドーチェスター」。豪華で優雅な空間、そして細部にいきわたったサービスで、訪れる人々に洗練された滞在を提供している。2022年より順次、大規模な改装が進められ、進化しながらさらなる輝きを増している。
正装したドアマンに迎えられて重厚な扉をくぐると、そこに広がるのは自然光が心地よく降り注ぐ開放感あふれるエントランスホール。さらにその先には、朝食からディナーまで終日営業しているラウンジ「ザ・プロムナード」がある。こちらで最も人気が高いのが、このホテル自慢のアフタヌーンティーだ。ロンドンで最も予約を取るのが難しいティールームとされているため、ホテル予約時にアフタヌーンティーの予約を済ませておくとよいだろう。
ちなみにエントランスホールや「ザ・プロムナード」の他、客室の内装デザインを手掛けたのは、著名なインテリアデザイナー、ピエール・イヴ・ロション氏。新しい時代に向けて伝統をアップデートするというビジョンに基づき、ザ・ドーチェスターのDNAとして継承されてきた1930年代当時の華やかさと、現代的な感性を見事に融合している。

※ホテルでは2022年より段階的に改装を進めているため、ホテル内の施設やサービスに変更が生じることがあります。


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(1)上質なインテリアと家具で設られた「ハイドパークスイート」のリビングルーム。(2)リノベーションを終えた客室は、“英国調の庭園”をイメージして優しく淡い色のファブリックで統一されている。(3)スイートルームのシルク素材のベッドボードには、手書きで上品な花柄が描かれている。(4)(5)特別な体験として、レストランの厨房脇にあるプライベートルームで地産食材と極上のワインペアリングを楽しむシェフズテーブルをアレンジすることもできる。(6)映画「007シリーズ」でジェームズ・ボンドが愛した女性の名にちなんだ「ヴェスパー・バー」。ここではマティーニが人気だ。(7)創業から歴史を紡ぐ「ザ・グリル」は改装の後、若き才能溢れるシェフのトム・ブートンによって、モダンブリティッシュ料理を提供する「ザ・グリル・アット・ザ・ドーチェスター」として営業を再開している。

贅沢な癒やしの空間

英国らしいクラシックなインテリアにモダンな要素が巧みに融合した客室はスイートを含め全部で238室。印象的なパステルカラーの色彩はイングリッシュガーデンに着想を得ており、優雅さのなかにも明るい雰囲気が醸し出されている。上質なファブリックやアンティークの家具など、どこを切り取っても贅を極めつつ、温かみのある雰囲気に住まうようにくつろぐことができる。そして、窓の外に広がるのは、美しく整えられた中庭やロンドンの高級市街、さらにはハイド・パークの眺望。美しい景観もまた、贅沢な客室を演出する上で欠かせない存在となっている。
館内にはミシュラン星付きのレストランをはじめ、カフェやバーが数多くある。また、ホテルの周辺には、ロンドンの歴史的な名所や美術館、劇場などが点在する。館内でゆったりと美食を満喫するのもよし、ハイド・パークを散策したり、ショッピングやアートギャラリー巡りを楽しむのもよし。思い思いの時を過ごしたい。
創業当時と変わらない伝統を引き継ぎながらも現代的なセンスと革新的な感性を取り入れながら進化を続けるザ・ドーチェスター。ここでの滞在は、きっと心に残る素敵な思い出となることだろう。
なお、「ドーチェスター・コレクション」では、東京・常盤橋に開かれる新しい街「TOKYO TORCH」の高層階に、2028年、アジア地域初となるホテルの開業を予定している。ロンドン発の名門ブランドが東京でどのようなホテルを創り出すのか。今から楽しみでならない。

Information

The Dorchester

The Dorchester, 53 Park Lane, London, UK
TEL +44(0)20-7629-8888
www.dorchestercollection.com/london/the-dorchester

45 Park Lane
45パークレーン/ London, UK


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(1)(2)専用エレベーターでアクセスする「ペントハウス・テラス・スイート」はホテル最上階の特別な部屋。リビングルームとベッドルームの外にはロンドン市街を見渡すテラスが備わる。(3)スパに併設するジムとプールは「ザ・ドーチェスター」に宿泊するゲストも利用できる。(4)アメリカ、日本、英国から選りすぐりの食材をグリルで提供する「カット・アット・45パークレーン」はモダンなステーキハウス。(5)館内のスタイリッシュで優雅なデザインは、ニューヨークをベースに活躍するデザイナー、ティエリー・デスポントによる。

都会に佇む隠れ家ホテル

前述の「ザ・ドーチェスター」と同じく、ハイド・パークの向かいに立地。「45パークレーン」はメイフェアで異彩を放つ、ロンドンで2軒目のドーチェスター・コレクションのホテルだ。

「ザ・ドーチェスター」が英国を代表する格式高い名門ホテルだとすると「45パークレーン」はわずか46室のスモール・ラグジュアリー・ホテルだ。上品なファッション写真や生花が飾られたエントランスロビーには、プライベートレジデンスのような気品が漂う。それもそのはず、この建物は1960年頃、最新の音楽やファッションに敏感な若者が集まる社交クラブだったそう。2011年に改装を終えて現在のホテルとして開業したが、当時の面影は随所に見ることができる。ミッドセンチュリーのデザインスタイルやアールデコ調のインテリア。各所にコンテンポラリー・アートが配され、モダンアートのギャラリーのようでもある。
ホテルはこぢんまりとしているが、食に関する妥協は一切ない。「CUT AT 45 PARK LANE」はウォルフガング・パック氏が指揮をとるステーキハウスで、ヨーロッパ初上陸の店。プライムリブの熟成肉の他にロブスターや新鮮な魚のグリルも用意されている。また、「鮨かねさか」は開業わずか7ヶ月で、『ミシュランガイド イギリス&アイルランド 2024』にて星を獲得した名店。気分に応じて一流の味を堪能するのがおすすめだ。
ドーチェスター・コレクションは歴史ある素晴らしい施設と共に、訪れるゲストとホテルのスタッフによって生み出される「Alchemy(調和)」により、時を超えた魅力を提供するホテルコレクション。歴史とストーリーを異にするホテルが世界各地にありながら、一つのコレクションとして集結しているのが他のホテルチェーンとの違いかもしれない。ロンドンの中心にありながら、プライベート感溢れる「45パークレーン」は、まさにそのことを体現している。

Information

45 PARK LANE

45 Park Lane, London, UK
TEL +44(0)20-7493-4545
www.dorchestercollection.com/london/45-park-lane

Coworth Park
カワース・パーク/Ascot, UK


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(1)ホテル内には馬をモチーフにしたオブジェや絵画が多く飾られている。(2)木の温もりを感じられるエントランスロビー。(3)バー&ラウンジでは暖炉の炎に癒やされながら過ごすことができる。(4)ホテル内には四季を通じた草花がさりげなく飾られている。(5)英国の伝統的なカントリーハウスに宿泊しながら優雅な休日を満喫したい。(6)吹き抜けの螺旋階段や元々は厩舎だったゲストルームなど、伝統的な建物をモダンで居心地のよい空間に改装している。

四季を通じて楽しめるカントリーライフ

ロンドン市内から車で1時間ほど。深い森の中に建つ「カワース・パーク」は、総敷地面積約1㎢を誇る英国スタイルのマナーハウスだ。週末には乗馬やピクニックに興じる家族連れや、イングリッシュガーデンを望むテラス席で優雅にアフタヌーンティーを楽しむ紳士淑女で賑わう。

起伏のある広大な敷地内には牧草地や池があり、テニスコートやクリケット場の他にもポロ競技場まで有している。ロンドン近郊でこれほど屋外スポーツ施設に恵まれたホテルは見当たらないであろう。そのため英国王子がポロ競技のために訪れることもあるそうだ。ホテルのあるアスコット地区には、「ウェントワース・クラブ」や「サニングデール・ゴルフクラブ」など英国屈指の名門ゴルフコースが点在する。また、英国王室が主催するロイヤル・アスコットが行われる「アスコット競馬場」は、毎年開催時期の6月、この国で最も華やかな夏の訪れを告げる社交場となる。
「カワース・パーク」の本館は、東インド会社の商人の邸宅として1776年に建てられた。その後、貴族のアーバスノッテ家によって3代にわたり所有され、1879年には当時の英国王子夫妻が近くのアスコット競馬場観覧の際に、この邸宅に滞在した歴史を持つ。そして、2010年、ドーチェスター・コレクションのホテルの一つとして開業した。
本館の建物はマンションハウスと呼ばれ、瀟洒な館のように佇む。しかし、館内に足を踏み入れるとその印象が一変する。吹き抜けの天井と一面の窓からは陽光が差し込み、レセプションはモダンで開放的な雰囲気に包まれる。その先には暖炉のあるラウンジが広がり、温もりを感じる。ここでは都会の喧騒を忘れて、ゆったりと過ごすことが正しいようだ。

田園地帯の魅力を享受する

広大な敷地に宿泊施設が点在しており、森の中に建つ一軒家のコテージ、さらにはかつての厩舎をモダンに改装したものまで様々なタイプが用意されている。どの部屋も清潔感のあるエレガントな雰囲気に統一され、英国の伝統的なカントリーライフを満喫しながら静かに過ごすことができる。
滞在中は白鳥やリスなどを観察しながら森の中を散策したり、手入れの行き届いた庭園で四季の移ろいを感じながらで過ごすのもいいだろう。また、この国の上流階級が嗜む乗馬やポロなどの伝統的なスポーツを体験できるのも「カワース・パーク」の魅力だ。ホテル内のエントランスロビーには馬の彫刻や絵画が飾られており、さらに客室のベッドリネンから食器まで、あらゆるインテリアに馬のモチーフが使われているのもそのためだ。
食の体験として、テラス席のある「ザ・バーン」では、カジュアルなブラッスリースタイルのダイニングを楽しめる。また、ミシュランスターシェフのアダム・スミス氏が手掛けるダイニング「ウーブン・バイ・アダム・スミス」では、地元で採れた新鮮な食材を取り揃えた創造性あふれる料理が提供され、英国産ワインとのペアリングを堪能できる。
さり気なく飾られた草花、暖炉に灯る炎、木の温もりを感じるインテリア、洗練された空間とアットホームな快適さ……。ロンドン近郊にもかかわらず、カントリーサイドのような素晴らしい自然に包まれた「カワース・パーク」には、愉悦の時が流れている。


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(1)手入れの行き届いた庭や小川に囲まれた「ダワーハウス」は1775年に建てられた歴史を有す。(2)敷地の外れに佇むゲートハウス「ノースロッジ」はプライベートガーデンとキッチンが備わる一軒家。(3)広大な敷地はポロ競技や乗馬を楽しめるように牧草地になっている。(4)(5)昼間はアフタヌーンティーを楽しめる「ドローイングルーム」。日が暮れるとピアノの生演奏によって雰囲気を盛り上げてくれる。(6)(7)ミシュランスターシェフのアダム・スミス氏の情熱により、英国産の食材に素晴らしい物語を加えた料理が提供される「ウーブン・バイ・アダム・スミス」。季節の野菜とトリュフやキャビアなど極上のひと皿でもてなしてくれる。

Information

Coworth Park

Coworth Park, Blacknest Road, Ascot, Berkshire, UK
TEL +44(0)1344-876-600
www.dorchestercollection.com/ascot/coworth-park

Hotel Principe di Savoia
ホテル・プリンチペ・ディ・サヴォイア/ Milan, Italy


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(1)「プレジデンシャル・スイート」のプライベートスパには豪華なモザイクタイルが敷き詰められている。専用屋内プールの他にサウナやトルコ式バスが備わる。(2)レプッブリカ広場(共和国広場)周辺で、ひときわ存在感を放つ「ホテル・プリンチペ・ディ・サヴォイア」では、宮殿に滞在するかのような贅沢さを味わえる。(3)アールデコ調のインテリアとイタリアの卓越した職人技が織りなす「インペリアル・エグゼクティブ・スイート」。(4)「イル・サロット・ロビー・ラウンジ」は、カプチーノからイタリアンパスタ、そしてアペリティーボのカンパリソーダまで終日楽しめる。(5)(6)スタイリッシュな雰囲気に包まれた「プリンチペ・バー」はミラノのダイニングシーンをリードするシグネチャーバー。

タイムレスなエレガンスと伝統を紡ぐ

「ホテル・プリンチペ・ディ・サヴォイア」のネオクラシカル様式の壮麗なエントランスは、1927年の創業から多くの賓客を迎えてきた。世界的なオペラ歌手パヴァロッティ氏も贔屓にしていたという。

ロビーラウンジ「イル・サロット」はこのホテルを象徴する場所。壁にはイタリア人アーティストのコンテンポラリー・アートが飾られ、ベニスのムラノ島で特注されたシャンデリアの光が温かみのある空間を演出する。ここでは宿泊客だけではなく、ミーティングをするビジネス・エグゼクティブやティータイムを優雅に過ごす地元の方も多く、昼夜を問わず賑わっている。20世紀を代表するオペラ歌手のパヴァロッティ氏は生前、常連客としてお気に入り席に座ってパスタを食べながら、ゆったりと過ごすことを楽しみにしていたそうだ。
客室全301室のうちスイートルームは44室。最新のマテリアルを採用しながらも、開業当時のクラシカルなデザインを随所に残している。そこには、イタリアの誇らしきクラフトマンシップによる美意識が感じられる。
なかでも印象的なのが、数々のセレブリティがミラノ滞在の際に指定するプレジデンシャル・スイート。客室へは専用のエレベーターでアクセスできるなど、プライバシーの配慮に抜かりはない。貴族の館に招かれたような気分にさせてくれる美しいモザイクのタイルは古きイタリアの伝統を継承するシチス社製。カーテンはスカラ座でも採用されているルベリ社製の特注だそう。専用の室内プール&スパは、古代ポンペイの貴族が暮らしていた邸宅をイメージしており、豪華なトルコ風ハマムやスチームサウナなど、贅を尽くしたインテリアに圧倒される。
創業以来、王侯貴族や文化人から愛されてきた「ホテル・プリンチペ・ディ・サヴォイア」。伝統を守りながらも常に進化を続けるミラノを代表するホテルで、伝統と革新の妙を楽しみたい。

Information

Hotel Principe di Savoia

Hotel Principe di Savoia, Piazza della Repubblica 17, Milan, Italy
TEL +39-02-62301
www.dorchestercollection.com/milan/hotel-principe-di-savoia

The Lana
ザ・ラナ/ Dubai, UAE

ドーチェスター・コレクションが中東に初進出

2024年2月にグランドオープンした「ザ・ラナ」。ラグジュアリーホテルの建設ラッシュが続く近未来都市ドバイにおいても、その圧倒的な存在感で早くも新たなランドマークとして注目されている。


「ザ・ラナ」のルーフトップラウンジは、夕方になるとDJ の奏でる心地よいサウンドとドバイでしか味わえないラグジュアリーなマジックアワーを楽しむゲストで賑わう。

近未来都市のオアシス

「ザ・ラナ」の芸術的な外観は、名だたる現代建築の名作を生み出してきたフォスター+パートナーズによるもの。また、パリの著名なデザイナーデュオのジル&ボワシエによる内装デザインは洗練されたモダンデザインの極致といえよう。
ホテル内にはレストランやバーが合計8軒ある。なかでもミシュランの星を12個も獲得しているバスク料理の巨匠マルティン・ベラサテギ氏が監修するレストラン「ジャラ ・バイ・マルティン・ベラサテギ」では、近未来的なドバイの夜景と共に思い出に残るディナーを楽しめる。ホテルの1階には、フランスの最優秀職人賞を受賞し、世界的に評価されているパティシエのアンジェロ・ミュザが手掛ける「ボンボン・カフェ・アンジェロ・ミュザ」 があり、見た目も美しいパティスリーがショーケースに並ぶ。
モダンなデザインと伝統的な要素が見事に組み合わされた客室は、独創的でありながら居心地の良さを最大限に優先し、すべての部屋にバスタブと専用バルコニーが完備されている。宿泊者だけが利用できる最上階のインフィニティプールからはブルジュ・ハリファをはじめとした高層ビル群が目の前に迫り、さらに夕暮れ時にはDJが奏でる心地よい音楽と共に近未来的なドバイの夜景を堪能できる。その美しさは「ザ・ラナ」の真骨頂といえるだろう。
ホテル名の「Lana」は「soft and gentle」を意味するそう。華やかさと品格が備わる砂上のオアシスのように、訪れる者に非日常の癒やしを与えてくれる。


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(1)宿泊ゲスト専用のインフィニティプールからは、ドバイの高層ビル群や砂漠を眺めて過ごすことができる。(2)中東らしいすっきりしたモダンでエレガントな客室。家具やインテリアなどのマテリアルには最高級の素材が使われている。(3)(4)煌めくドバイの夜景を眺めながら創作バスク料理を楽しめるレストラン「ジャラ・バイ・マルティン・ベラサテギ」。レストランの監修を手がけたのは、ミシュランの星を計12 個獲得している世界的な有名シェフのマルティン・ベラサテギ氏。(5)「マリーナ・デュプレックス・スイート」は内階段でつながるメゾネットスタイルのスイートルーム。(6)ラグジュアリーな空間で極上のスパ体験ができる、ドバイ初となる「ディオール・スパ」。(7)最高級スピリッツやシガーコレクションを楽しめる「チャコリーナ」は隠れ家的な雰囲気のバー。(8)(9)世界最高峰パティスリーシェフのアンジェロ・ミュザ氏がプロデュースする「ボンボンカフェ・アンジェロ・ミュザ」はホテル1階のマリーナ沿いにある。淹れたてのコーヒーやペストリーはテイクアウトもできる。

Information

The Lana

Marasi Drive, Business Bay, Dubai, UAE
TEL +971-4-541-7777
www.dorchestercollection.com/dubai/the-lana