SERENITY TIME In Hawaii セレブリティが愛するハワイ島 &オアフ島
心地よい日差しと爽やかな風、そして笑顔絶えない心優しき人々。
訪れる誰をも温かく迎える癒しの地ハワイは、まるで我が家のような寛ぎを与えてくれる。
ハワイ語に「Hal(e ハレ)」と言う言葉があり、家(house)や世話役(host)の意味を持つとされるその言葉にハワイの魅力が込められているのではないか。
今回は、ビッグアイランドと呼ばれる自然豊かなハワイ島と、美食家を唸らすオアフ島のハイエンドレストランを中心に、ハワイに流れる特別な「ハレ」をお届けする。
撮影:大橋マサヒロ
取材協力:ハワイ州観光局 www.gohawaii.jp
宝田誠
大自然豊かなハワイ島で古き良きハワイを満喫
ヨーロッパ人とハワイ人との最初の交易は真鍮のメダルと一尾のサバの交換だったと伝えられる。キャプテン・クックのパトロンのひとり、サンドイッチ伯爵の名をとって名付けられたサンドイッチ諸島の中の、ひときわ大きな島が大自然豊かなハワイ島である。
1779年1月、クック船長らを乗せた船は「神々の通り道」と言う意味のケアラケクア湾に錨を下ろした。今は観光地となったカイルア・コアの南にその港がある。
その後、カメハメハ大王がハワイ諸島を統一し、諸外国と対等に渡り合い、国内では優れた指導者として敬愛を受けた。
カメハメハ大王の生誕の地が、ハワイ島の北にあるというので行ってみることに。草が生え始めたなだらかな溶岩の台地とキラキラと輝く紺碧の海のコントラストが神秘的だ。世界でもここハワイ島でしか見ることができない絶景に心ときめかせながらコハラ・コーストを快適にドライブする。
途中、ハヴィという鄙びたローカルな町に立ち寄る。ここはハワイ島最北端の町でかつてはサトウキビの精糖産業で栄えたという。多くの日系移民が暮らしていたこの町には、当時の面影を残す木造の建物が保存されており、それらはお洒落なカフェやレストラン、土産物屋として営業している。
プランテーション時代の面影を残す木造の建物がレストランやカフェとして当時の雰囲気を今に伝える。
コハラ・コーストと呼ばれるハワイ島西側の光景は、紺碧の海と溶岩が冷えて固まった大地から芽生えた草木の生命力に圧倒される。
ハヴィの町から車で少しのカパアウという町と呼ぶには小さな集落の一角に、カメハメハ大王の像が北を向いて立っている。聖なる石や木の切り株が敷地内に無造作にあるだけで人通りもまばらだが、毎年、王の誕生日にあたる6月11日には色とりどりのレイで飾られるという。
1819年5月8日、カメハメハ大王はこの世を去る。しかし、その墓所は秘密にされ、今もその所在はわからないという。やはり、ハワイという地は今も神話の中の世界なのかもしれない。
大自然に調和する地上の楽園
Four Seasons Resort Hualalai
フォーシーズンズ リゾート フアラライ
プレジデンシャルスィート。広くて開放的なリビングルームの先にはラナイと専用の庭があり、雄大な太平洋の眺めが素晴らしい。
ポリネシア人が移り住み初代国王の王妃フアラライとともに国を創建したという伝説の地は、その後カウプレフと呼ばれ自然を敬い、天然資源を大切にしながら生活が営まれてきた。先人たちのこの土地に対するサステナブルな考え、アロハの心を次世代に伝えたいとの想いで建てられたのが「フォーシーズンズ リゾート フアラライ」だ。
ホノルルから国内線で40分のハワイ島・コナ国際空港から車でわずか10分。ひとたび敷地内へ入ると静寂と緩やかな開放感に包まれ、まさしく地上の楽園という称号が相応しい。この辺りの美しい海岸線とゴツゴツとした溶岩でできた真っ黒な岩場のコントラストは自然味溢れ、ハワイ島の象徴的な光景になっている。また季節によってはプールサイドから、ザトウクジラの姿を見ることができるという。
敷地内には野趣あふれるゴルフコースをはじめ、その時々によって使い分けることのできる5つのダイニングやスパなどがあり、カップルから子ども連れのファミリーまで存分に楽しめる。広大な敷地内には、7つのプールも点在。キッズプールや海と一体化したかのような感覚が味わえるシーシェルプール、心地よいBGMと共に、地ビールやモヒートを楽しめる大人専用のパームグローブプールなど、それぞれ特徴的だ
客室は2階建てのゲストルームやスイート、独立した平屋建ての専用プール付きのラグジュアリーなヴィラまで様々なカテゴリーがあるが、共通するのはこれぞフォーシーズンズ リゾートというべき完璧なレイアウトと落ち着いた大人の雰囲気。大自然と一体化するように調和した佇まいからは、「物」ではなく「経験」こそが旅の最上の目的であるというメッセージが感じられる。
夕暮れのビーチサイドを、手をつないで散策するカップル。フラの踊りを真似てはしゃぐ子ども達・・・。そうした光景を眺めているだけで幸せが伝播してしまうから不思議だ。「フォーシーズンズ リゾート フアラライ」で笑顔に包まれた最良のバカンスを過ごしていただきたい。
Beach Tree
ビーチ・ツリー
ハワイの豊かな食材を独自のイタリアンに
世界に17ある気候帯のうち10がハワイ島にはあるのだと、エドワルドシェフが教えてくれた。
イタリアのシチリア島出身の彼は、東京のフォーシーズンズホテルをはじめ、世界の様々な土地で厨房を任されてきた。そんな彼がハワイ島の「フォーシーズンズ リゾート フアラライ」のレストラン「ビーチ・ツリー」で腕をふるうことになったのは、ハワイ島の多様な気候が育む豊富な食材を生かして、独自のセンスで料理をゲストに提供できるからだという。
その気候帯と同様、エドワルド氏が世界各地で経験してきたレシピと最高の食材を文字通りファームトゥーテーブルで体験させてくれる。生ハムやオリーブオイル、バルサミコなどはイタリアから空輸し、それらがハワイ産の採れたての野菜と見事に融合する。
ディナータイムには、生バンドの演奏を合図にフラの舞がレストラン前の庭で始まる。ゲストは心地よいハワイアンミュージックをBGMに、エドワルド氏の指揮によって奏でられる一皿に、今宵も拍手を送る。
アメリカ西海岸の料理にイタリアンのエッセンスを加え、素材を生かしたオリジナル料理が特徴。
ビッグアイランドの雄大な自然を楽しめるコース
Hualalai Golf Course
フアラライ・ゴルフ・コース
漆黒の溶岩と手入れの行き届いたグリーンのフェアウェイとのコントラストが美しい18ホールのチャンピオンシップコース。フアラライの地形を見事に生かした全長7100ヤードのコースは、ジャック・ニクラウス氏の設計によるもの。クラブハウスは「フォーシーズンズ リゾート フアラライ」のレセプションのすぐ隣にあり、リゾート内のオーシャンゴルフビュールームの広々とした部屋のラナイからは、18番ホールのグリーン越しにビーチを一望できる。
シグネチャーホールの17番は、青い海を見下ろす美しいショートホール。海から吹き付ける風やグリーン脇に潜むバンカーと、迫る溶岩が、ゴルファーへプレッシャーをかけるタフなホールだ。実際プレーしてみると、それ以外のホールも溶岩やバンカーが巧みに配置されているが、リゾートコースとして大いに楽しめる設計になっている。なだらかな傾斜と広いフェアウェイ、晴れていれば雄大なマウナ・ロア山に向かって豪快なショット。これぞリゾートゴルフの真髄といえよう。
シグネチャーホールの17番はシーサイドのパー3。海風の影響をまともに受ける難ホール。刻々と変化するハワイ島の荒々しい大自然と美しいグリーンが見事に融けあう。
ハワイ王朝の歴史に触れる
Bernice Pauahi Bishop Museum
バニース・パウアヒ・ビショップ・ミュージアム
アメリカ合衆国50番目の州ハワイは、主に8つの島から成り立っている。最西端のニイハウ島やカウアイ島は約500万年前、オアフ島は3〜400万年前に誕生したといわれ、今でも火山活動が活発なハワイ島はまだ誕生して100万年にも満たない。長い地球の歴史から見れば、新しい島々といえる。
なぜ絶海の孤島ハワイに人が暮らすことになったのか。様々な説があるが、通説ではポリネシアの島々から船で移住して来きたポリネシア人が、ハワイ人のルーツということらしい。GPSはおろか、羅針盤や地図、文字を持たなかった当時の人たちが、何千キロと離れたハワイの島々へ風や波、星空を頼りにやって来て、豊かな自然と恵まれた水の恩恵を受けて、安定した社会をつくっていった。その後、13世紀頃にはポリネシアとの交流が途絶え、次第に先祖の地への記憶が薄れていく中、それらを独自の神話や伝説に置き換えていった。
「ハワイアン・ホール」はハワイ王朝の隆盛の歴史と文化がわかりやすく展示されている。
独自の文化の中で暮らしていたハワイの人々に転機が訪れたのは、1778年1月18日。キャプテン・クック率いる船隊が、オアフ島を「発見」した時だった。その後、1810年にカメハメハ大王が、それまで部族ごとに独立して暮らしていたハワイ諸島を統一し、ハワイ王朝を成立させた。そのハワイ王朝も、1893年に幕を閉じ、カメハメハ王族や当時の人々の暮らしぶりを我々が目にすることはできない。
そんなハワイの歴史や文化に触れることができるのが、「バニース・パウアヒ・ビショップ・ミュージアム」だ。
カメハメハ王家の血を継ぐ最後の直系の子孫、パウアヒ王女の逝去に際し、その追悼として1889年に建設された建物を基礎としたハワイ最大の博物館で、敷地内にはプラネタリウムやハワイ原産種を保護するガーデンなどが点在する。ハワイ原木のコアの木をふんだんに使ったハワイアンホールは、リチャードソン・ロマネスク様式と呼ばれ、国の歴史的建造物に指定されている。吹き抜けのホールと柱廊には、王家の装飾品や美術工芸品が所狭しと展示されていて、訪れる者を当時の優雅なハワイ王朝時代へと誘う。
聖なる地に君臨する癒しのリゾート
Four Seasons Resort O’ahu at Ko Olina
フォーシーズンズ リゾート オアフ アット コオリナ
ハワイ王族の保養地だったコオリナ地区の一画に建つ「フォーシーズンズ リゾート オアフ アット コオリナ」は、2016年6月の開業以来、至福に満ちた極上のバカンスを提供し続けている。かつての聖地に漂う凛とした空気感とフォーシーズンズ リゾートのスマートなサービスを体感すれば誰もが癒されるだろう。
オーシャンビューのテラスの先に広がるのは、穏やかな大海原と対になる雄大な空。木々を抜ける柔らかな風と緩やかな時。もしかしたらこの光景は、かつて太平洋の楽園ハワイを目指し優雅に船旅をしていた時代、長旅の末に見たハワイの原風景ではないだろうか。同じオアフ島にありながら、ワイキキエリアの密集したホテル群や喧騒とは無縁で、誰もが望む「楽園ハワイ」を感じさせてくれる。
アロハ!の挨拶で迎えられ、驚かされるのは、明るく解放的な吹き抜けのレセプションエリア。淡い白を基調とした清潔感溢れる空間には、レセプションの他に、コンシェルジュデスクやカフェ、ビリヤード台のあるフリースペースがあり、その先にあるオープンエアのテラスからはプールやビーチエリアが一望できる。
「プレデンシャル・スイート・ルーム」は大きなテラスとゆったりと開放的なリビングルームが特徴。
客室は、どのカテゴリーもテラス付き。あえて華美な装飾や調度品はなく、機能的でゆったりとした室内の雰囲気からは、短期間でも長期での滞在でも飽きることなく心穏やかに過ごしてほしい、というフォーシーズンズならではのメッセージを感じる。特筆すべきは、18歳以上限定のアダルトプールの存在。メインプールとは別に、大人専用プールが用意されていて、そこには静寂が漂う。専用のサンベッドや有料のカバナは、日光浴や読書をしながら時を楽しむ大人のための美空間。サンセット時には目の前に沈む夕陽を眺めながら、優雅にカクテルグラスを傾けるカップルの姿も見られる。
静かで心穏やかにまったりと休日を過ごしたい方には、オアフ島で最も洗練されたこの贅沢な空間をおすすめする。
どの部屋からも海が望め、窓の外には何一つ遮るもののない空と海が広がる。
日本人シェフが届ける至福のイタリアン
Noe
ノエ
牛ヒレのステーキ。添えられる野菜は季節によって変わる。
ハワイの海をイメージした爽やかなマリンブルーが基調の店内には、心地よい風が届く。本格的なイタリア料理を提供するレストラン「ノエ」は「フォーシーズンズ リゾート オアフ アット コオリナ」にオープンして3年。木曜日から月曜日まで、ディナー限定のレストランだ。
オープンからメインシェフとして携わるのは日本人シェフ、高塚良氏。イタリアで10年以上経験を積み、そこで彼が学んだのは、イタリアの郷土料理。その後、東京の有名イタリアンレストランを経て、ここにやってきた。
シグネチャー料理は?と質問すると、〝タリアテッレ〟と即答。この料理をまた食べたいと帰ってくるゲストや、滞在中、毎晩これをオーダーする人もいるほど。他にも、生ハムをハワイ産パパイヤで包んだ前菜や地魚のアクアパッツァなど、ここでしか味わうことのできない一品がメニューに連なり、どれをオーダーするか悩まされる。
ハワイのイタリアン料理に新風を吹き込む日本人シェフの航海は、希望の港へ向けて錨を上げたばかり。折しも2019年5月から、ANAのハワイ発ファーストクラスの機内食を、高塚氏が監修することに決まった。
コオリナ地区のランドマーク的存在のゴルフコース
Ko Olina Golf Club
コオリナ・ゴルフクラブ
毎年4 月にLPGA ロッテチャンピオンシップが開催されるコースとして知られている。
ホノルル国際空港から車で30分ほどの距離に位置するコオリナ・エリアには、「フォーシーズンズ リゾート オアフ アット コオリナ」をはじめとするラグジュアリー・ホテルが建ち並び、その中をかつて農園から港へと、サトウキビや果物などを運搬していた貨物用のレールが通っていてレトロな雰囲気を残している。
ハワイゴルフの醍醐味は、初心者から上級者まで幅広いレベルのゴルファーを楽しませるコース設計にある。「コオリナ・ゴルフクラブ」はまさにその代表格といえるだろう。
18ホールのチャンピオンシップコースは、毎年4月にLPGAロッテチャンピオンシップが開催される。ゴルフ専門誌による全米リゾートコーストップ75に選ばれ、自然の地形を生かした景観美溢れるコースは、緩やかな傾斜と広いフェアウェイ、ハワイ特有の優しい日差し、コース脇に建つ瀟洒なフェアウェイハウスなど、リゾートゴルフを満喫するための全ての条件を備えている。常駐するレッスンプロによる様々なゴルフスクールも用意されているので、さらなるスキルアップも可能だ。
いつ訪れても何か新しい発見を
ハワイを代表するショッピングモールの価値とは
年間5200万人もの来場者が訪れる、ハワイ最大のショッピングモール、アラモアナセンター。6万坪という広大な敷地に4軒のデパートやスーパーマーケット、レストラン、ブティック、ギフトショップなどが建ち並び、店舗の数は350を超える。ハイブランドやお土産だけでなく、日用品から食料品まで揃うので、旅行者はもちろん、地元の人たちにとっても癒しの地「ハレ」のような存在であり、常に何か新しい発見が待っている。
この巨大モールを統括するシニア・ゼネラル・マネージャーの、フランシス氏にお話を伺った。
― アラモアナセンターの特徴は?
アラモアナセンターは、ハワイで最大規模のラグジュアリーブランドが揃っていて、ニーマン・マーカスのようなハワイでここにしかない高級デパートも併設し、250以上のブランドやブティックが揃います。そして世界各国の料理が楽しめるダイニングの数は150以上あります。おそらく太平洋地域で最も大きいはずです。
―アラモアナセンターの運営方針は?
私どもは常に進化を遂げてきました。世の中が変化し、顧客の嗜好が多様化する今日、市場の要求に応え、さらにその上を目指してきました。しかし、その中でずっと変わらずに守り続けてきたものがあります。それは、品質と価値です。そして、ここでしか手に入らないオンリーワンの商品構成です。
― 観光客だけではなく、地元の人たちも多いですね。
私たちが大切にしてきた品質や価値を求めているのは、何も旅行者だけではありません。私たちが目指すのは、単なるショッピングセンターではなく地域のランドマークとなることです。
ハワイは多民族・多様性の社会です。その中で多くの人が求めるものは安心と安全です。こうしたニーズに応えるために、地元の人たちに安心して食べていただけるローカルフードなどを提供するスーパーマーケットも開設しています。豊富な食料品や日用品を揃えていて、地元の人だけでなく、実は旅行者もたくさん利用しています。
―日本からの旅行者も増えていると聞きました。
30年前、日本からハワイへの旅行者はおよそ100万人でしたが、昨年はその数を50%増加させ、150万人を超えました。
日本の旅行者はとても洗練されていて、最新の流行やラグジュアリーブランドについて、とても熟知していると思います。そのような方々が、ハイブランドやローカルプロダクト、そして新商品を求めて、ここアラモアナセンターを訪れていただけるのは大変うれしいことです。
ハワイの空と海と夕日をイメージした最新鋭機で行くバカンス
ANAの成田・ホノルル線に世界最大の航空機、エアバスA380が登場。2019年5月より順次3機が就航し、空の旅がさらに快適になる。
新しいA380型機の愛称は、ハワイで神聖な生き物として愛されているウミガメにちなんで、「FLYING HONU(空飛ぶウミガメ)」。機体には、その名の通りウミガメをモチーフにしたデザインが施されており、カラーは5月に導入される1号機がハワイの「空」をイメージしたブルー、2号機が「海」のエメラルドグリーン、3号機が「夕陽」のサンセットオレンジとなる。
あんしん、あったか、あかるく元気に!が行動指針のANA のクルーは、みんな笑顔で爽やか。
シートは、2階建ての520席仕様で、ANAのホノルル線としては初となるファーストクラス8席のほか、ビジネスクラス56席、プレミアムエコノミー73席、エコノミー383席を備える。ビジネスクラスには、家族やカップルが隣同士で座れるペアシートを、エコノミークラスには日本の航空会社としては初となるカウチシート「ANA COUCHii」を導入。カウチシートは3席または4席を1組として利用でき、レッグレストを上げればベッドのように使うこともできる(追加料金が必要)。寝具は、東京西川の独自の技術を生かした快適な羽毛コンフォーターとシーツマットなどが提供される。さらに、機内で自由に過ごせる工夫としてバーカウンターや、着替えや化粧室などさまざまな用途で利用できる多目的ルームなども設けられる。
機内での楽しみの一つである機内食も一新される。ホノルル発のファーストクラスでは、今回のハワイ特集でも紹介したオアフ島コオリナ地区にある5つ星リゾートホテル、フォーシーズンズ リゾート オアフ アット コオリナとのコラボレーションによる特別コースが登場(5月24日〜8月31日の予定)。ハワイの食文化とイタリア料理を融合させたANAだけのオリジナルメニューとなる。
さらに、ANAではA380の就航に合わせてダニエル・K・イノウエ国際空港(旧:ホノルル国際空港)に自社ラウンジを新設。ラウンジから直接、駐機するA380のアッパーデッキに搭乗できるので、ハワイで過ごす最後のひとときまで、ゆったりと寛げる。
〝空のホテル〟と称されるA380で行くハワイへの旅。〝お客様満足と価値創造で世界のリーディングエアライングループを目指す〟というANAの理念が集約された贅沢なフライトを堪能したい。
機内でより快適に過ごせるように、天然素材にこだわった寝具に一新されたファーストクラスで快適なフライトを楽しみたい。
ANAの機内食は、国内外の著名シェフ、お酒やコーヒーのプロフェッショナルによってプロデュースされていて、各地の特産品を使ったメニューや郷土料理を楽しめる。
日本の伝統家屋様式をハワイらしい素材で構成したホノルルのANA スイートクラスラウンジは、ハワイで過ごす最後のひと時までゆったりと寛ぐことができる工夫がされている。