宮古島の隠れ家リゾートに魅せられる

宮古Blueの描く白波に癒され悠久の星空に心躍る幸福感に満たされた極上の美空間。細部にまで宿る居心地の良さは体感する芸術のよう。都会の喧騒を忘れて「波癒namyutheplace」に流れる特別な時を愉しみたい。

撮影・文:大橋マサヒロ

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(1)宮古島の美しい海と空を眺めて過ごせる快適なテラスが全てのヴィラに備わる。(2)宿泊ゲスト専用のレストラン「La namyu」。朝夕には至福の食体験を楽しめる。(3)雄大な自然に調和するシンプルかつモダンな外観。(4)海から寄せる風や潮の香りを肌で感じながら過ごせる。

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(1)テラスや敷地内に植栽されたこだわりの植物によって宮古島の豊かな自然を改めて感じさせてくれる。(2)ヴィラにはプライベート・インフィニティプールとスタイリッシュなテラスが備わる。(3)気品のある落ち着いた雰囲気の室内。(4)島の景色を感じながらくつろげる大きなバスタブを備えるバスルーム。(5)リゾート周辺には手付かずのビーチと豊かな自然が広がる。(6)チーズの香りと酸味が特徴の「グレープフルーツの釜焼き」はディナーコースのアミューズ。(7)沖縄県産美崎牛のグリル。ソテー・ド・オニオンの赤ワインソースには島らっきょうのマッシュポテトが添えられる。(8)伊良部島の鰹のマリネは色鮮やかなお皿と共に五感で楽しめる。(9)ルームサービスは宮古そばや泡盛などこだわりのメニューが揃う。(10)朝食は島野菜や海ブドウなど沖縄の海と自然の恵みに満ちた和食が用意される。(11)ゆったりとした空間と最高のもてなしで昼夜を問わず特別な時間を過ごすことができる。

洗練されたプライベートヴィラ

2022年5月にオープンした「波癒 namyu the place」は、宮古島の南東に佇むわずか5棟の非現実空間。宮古島空港から車で約分の距離にあり、周囲にはさとうきび畑が延々と広がる。切り立つ崖の上に建つヴィラは、北欧やギリシャのビーチリゾートを想わせる。宮古島の雄大な自然と調和するように建つモダンで繊細な外観は「波癒 namyu the place」の世界観を表している。

わずか5棟の非現実空間

客室は無駄を削ぎ落としたスタイリッシュで落ち着いた雰囲気でまとめられていて、細部に至るまで寛ぐための空間演出が施されている。ひんやりとしたタイルの床は裸足で歩くのに心地よく、リビングスペースの先にあるテラスとは一面の窓で連なっている。窓を開けて外へ出れば、そこは誰にも邪魔されないインフィニティプール&テラス。波の音と風を感じ、遮るもののない宮古島の青い海と空を独り占めすることができる。
宿泊ゲスト専用のレストラン「La namyu（ラ ナミユー）」では、朝夕で彩りの異なる特別な食事が用意される。朝食は琉球料理を基にした和定食をこだわりの食材で供される。夕食はシェフ渾身のフレンチのフルコースでもてなす。地元の漁師や農家から直接仕入れた食材を一皿一皿丁寧に仕上げたそれは、厳選された山海の幸と研ぎ澄まされた宮古島の食文化が見事に表現されている。夕日に映し出される海岸線と煌めく星空を眺めながらの優雅なディナータイムは、思い出深い旅の1ページとして記憶に残ることだろう。
「波癒 namyu the place」には、あるこだわりがある。それは100年後を見据えた「未来に向けた波癒の庭」。敷地内を彩るこだわりの植栽は宮古島の在来種を可能な限り残し、100年後には全てが宮古島固有の樹木になることを目指している。それはこの島の美しい景観を残していくことにつながる。さらに、環境にやさしいアメニティやエコテックスのオーガニックコットンを使用したタオルやルームウェアなどにもこだわっている。大切な人と宮古Blueの海を眺めながら、真の贅沢と安らぎを手に入れて、夢のような南国バカンスを叶えてはいかがだろうか。