ニュージーランドの大地に、愛を込めて


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(1)「大沢ワインズ」のブドウ畑があるホークス・ベイは昼夜の気温差が大きく、「1日の中に四季がある」といわれることも。(2)経験豊富な職人たちが丹精込めてブドウを育てている。(3)(4)ソーヴィニヨンブランをはじめとした白ブドウとピノ・ノワールなどの黒ブドウの両方が栽培されている。(5)(6)ブドウ栽培家と醸造家のコラボレーションで高品質なワインが生まれる。

2005年、滋賀県出身の大沢泰造氏は、ニュージーランドの気候、風土だけでなく、人々や文化に惚れ込み、約43haの牧羊地を購入。この地を一から開墾し、真摯にブドウ栽培とワイン造りに取り組み続けてきた。そして今、大地にしっかりと根を下ろした10万本のぶどうの木とともに、彼らの新章が始まろうとしている。

最高のワインは、最高のブドウから生まれる

オーナー大沢氏が考える「安全で美味しいワイン」造りは、最高のブドウ作りから始まる。ニュージーランド第2のワイン名産地、ホークス・ベイにて、最高品質のワインとなるポテンシャルを持ったブドウを育てるべく、技術力を結集し、管理を徹底している。

NZ第2のワイン生産地で最高品質のブドウを育てる

「大沢ワインズ」が位置するニュージーランド北島の東岸にあるホークス・ベイは、ブドウ栽培に適した海洋性気候で、日照時間が長く、降雨量が少ない。さらに「1日の中に四季がある」といわれるほど昼夜の気温差が大きい、これらの気象条件によりブドウの成熟がゆっくり進み、ワイン造りに欠かせない糖度、酸味、風味をもたらしてくれる。「大沢ワインズ」の自社畑はナルロロ川沿いのマンガタヒ・ヴァレーの川床に位置し、1世紀以上堆積した、水はけのよいローム層、砂利、石灰粘土質、川土質特有のミネラルや養分に富んでいる土壌により、良質なブドウが育つ。
2006年にブドウの木を初植樹、2008年に初収穫、植樹した10万本のブドウの木は、2024年で樹齢18年を越えた。これまでの間に栽培環境に合わせた体制・設備を整えており、最高品質のブドウを効率的かつ安定的に栽培できるようになった。区画ごとの土壌に最適な品種を組み合わせて育て、管理し、適切な生産量を実現するため添え木など樹勢をコントロールするキャノピーマネージメントを行い、春先の霜から新芽を守るためスプリンクラーを設置するなど、先端技術を取り入れた様々な手法を取り入れている。

環境先進国発のオーガニックワイン

ニュージーランドは、農業保護政策に力を入れているだけでなく、世界的に見ても自然環境に優しい国のひとつだ。「大沢ワインズ」も環境先進国発のワインらしいオーガニックへのこだわりを持っており、粘り強くそのこだわりを体現するワイン造りに取り組んできた。
2005年、自社のブドウ畑開発に取り組む中で、世界有数の厳しい基準を設けているSustainable Winegrowing New Zealand(SWNZ)に加盟。ブドウを栽培する際に、農薬や科学肥料などの使用を最小限に抑え、SWNZ認証済みの自社畑で収穫されたブドウのみを使用したワイン造りを開始した。さらに徐々に使用する農薬の量を減らしていき、約10年がかりでオーガニックでの栽培を実現。さらに3年間、オーガニックのブドウ畑、オーガニックで造られたブドウ、ワインがオーガニック認証機関の審査を受けた後、2016年ヴィンテージからワインボトルに「オーガニックワイン」認定マークを貼ることができるようになった。

2026年3月完成予定
ワイナリーリゾート
Hundred One Winery

ブドウ畑開発当初からの夢 ワイナリーと宿泊施設を新設

オーナーの大沢氏は、ホークス・ベイにブドウ畑を開発し、2006年に10万本のブドウの木を植えた当初より、ブドウの木が樹齢20年を迎える頃を目指して、ブドウ畑の中にワイナリーと宿泊可能なロッジを完成させるという計画を進めてきたが、その計画がついに結実の時期を迎えた。
新たなワイナリーの名称は「Hundred One Winery」。株主募集開始にあたり、大沢氏はこの新しいプロジェクトへの想いを以下のように語っている。「(この名称は)100口の株主+1(大沢ワインズ)を意味します。2026年には『Hundred One Winery』のブドウ畑のブドウの木の樹齢も20年となり、今後ますます美味しくなるブドウを使い、最新設備の整った新しいワイナリーで、経験豊富な醸造家の下で最高のワインを造る事が出来ます。新しい株主様と共に最高のワインを愉しんでいく事が私の熱い願いです」。
株主特典として、オーナーオリジナルブランドワインを特別価格で購入できるほか、ロッジ仕様のスイートルームへの特別価格での宿泊、日本国内での交流会など、様々な特典が用意されているそうだ。


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(1)ワインメーカーズコレクションは、オーナーと醸造家のこだわりが詰まった最高峰の逸品。(2)少年時代から「海外で農業に取り組みたい」という志を持っていた大沢氏は、様々な農業国の視察をする中で、ニュージーランドを訪れ、自分が目指す安全で美味しいぶどう作りに最も適している土地を見つける(現在オーガニックでぶどうを栽培し、国の認証を得ている)。(3)フレンチ・オーク樽での熟成など伝統的製法も使われている。(4)旬の食材を使った料理とともにワインをいただく幸せ。(5)厳選したブドウを使用して伝統的な醸造技術にこだわり、より豊かな果実味と味わいを実現したプレステージコレクション。(6)(7)(8)「Hundred One Winery」の完成イメージ。

Information

大沢ワインズ
https://www.osawawines.com

Hundred One Winery
http://www.101winery.jp/
TEL 0749-54-2344